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東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)直後の話題ですが、ふと思い出したので書き込んでおきます。

ご存じの通り、3/11(金)の地震の次の月曜日は、通勤がかなり混乱していました。
そんな中、乗客過多による安全確認により東急線が全線で運転見合わせを実施し、とある駅で身動きが完全にできなくなってしまいました。

9時までに出勤できないことが確定となってしまったので、携帯で会社に連絡しようとしましたが、規制が掛かって通話できません。発信規制のアナウンスか流れるか、発信直後に呼損(ツーツーツーって奴)しますからね
そもそも、神奈川県内のJR線が運転見合わせをしている状況で、東急線が運転を見合わせた為、通常では考えられないくらい通話が増えてましたからね...

しかし、iPod touchにアプリをインストールしていることを思い出したんですよ。普段からPocket Wifi(モバイルルータ)を持っている為、iPod touchとPocket WiFiがあれば、インターネット通信可能です。
「もしかして?」と思い、その場でクレジットカードを取り出し、Skypeクレジット(Skypeから通話可能にする機能)を1500円分購入しました。

iPod touchとPocket WiFiを使って通話してみましたが、普通に電話が掛かりました!
iPod touchだとマイク付きイヤホンを使って話すことになりますが、Pocket WiFiでの使用でも音質や遅延が全く気になりません。

携帯電話の通話が難しい状況になっても、無線LANやPocket WiFi等の通信機能が使えるならば、iPhone、iPod touch、AndroidのSkypeアプリはかなり有効であることが分かりました。スマートフォンをお持ちの方はSkypeアプリをインストールし、Skypeアカウントを事前に取得しておくと良いかも知れません。
ただし、Skypeクレジットの購入はPayPalアカウントかクレジットカードが必要です。また、Skypeクレジットの有効期限も180日(約半年)となっていますので、購入するタイミングにはご注意ください。

ちなみに、Skypeアプリから自分の携帯電話へ発信してみましたが、発信者番号通知は"通知不可能\"と表示されました。

緊急地震速報システム(早期地震警戒システム)が携帯端末に導入されてしばらく経ちました。
しかし、誤報が多く、緊急地震速報の精度に疑問を持たれている方も多いと思います。
そこで、緊急地震速報の仕組みを紹介したいと思います。


・中学理科の復習
地震にはP波とS波があります。P波は伝播速度が速い(5〜7km/s)反面、S波ほど大きく揺れません。一方、S波は伝搬速度が遅い(3〜4km/s)反面、P波より大きく揺れます。
地震が発生した直後はカタカタ揺れ、その後、大きく揺れるのは2つの地震波が届く差があるからです。
P波が到達してからS波が到達するまでの時間を初期微動継続時間と言います。おおよその目安になりますが、初期微動継続時間の秒数に8を掛けると震源からの距離(km)になると言われています。


・緊急地震速報の仕組み
原理はそれほど難しくありません。
地震計が伝搬速度の速いP波を検知したら、そのデータから震源や地震の規模を推定します。
計算した結果、強い地震が想定される場合、緊急地震速報を発報するようになっています。
※ただし、地震計の故障による誤報を防止する為に、実際には複数の地震計でP波を検知した場合に計算するようになっているようです。


・緊急地震速報の種類
緊急地震速報には一般向けと高度利用者向けの2種類のサービスがあります。
テレビや携帯端末の緊急地震速報は一般向けのサービスです。
一般向けサービスは震度5弱以上の地震波を検知した場合、震度4以上の地震が見込まれる地域に速報値を発報します。
高度利用者向けは地震発生を伝える第1報と、複数の地震計に到達した地震波を解析し、第2報、第3報と精度を上げた情報を順々に伝えていきます。高度利用者向けだと、到達予想時刻を表示したり、緊急地震速報が誤報だった場合のキャンセル報に対応しています。


・緊急地震速報が発報させるまでの時間
一般向け緊急地震速報(速報値)が発報されるまで平均6.6秒だそうです。震源から50kmくらい離れてないと緊急地震速報を受信する前に地震に遭遇します。
意外に時間が掛かるものなんですね。


・東日本大震災で緊急地震速報が鳴らなかった原因
東北地方太平洋沖地震の後は何度も経験しているのに、肝心な東北地方太平洋沖地震で緊急地震速報を受信してないことに疑問を持たれている関東地方にお住まいの方がいると思います。
東北地方太平洋沖地震では宮城県沖で地震波を検知し、緊急地震速報を発報していました。しかし、震度4以上と推定された緊急地震速報(速報値)の対象エリアは東北地方だけでした。1000年に1度と言われ、震源域が400kmにもおよぶ連動地震は想定できなかったんでしょうね。


・緊急地震速報の震源地が間違ってる理由
東日本大震災の翌日深夜に新潟と長野の県境で発生した栄村大震災では緊急地震速報の震源地が栃木と表示され、全く異なってたことがありました。
東北地方太平洋沖地震が発生した数日間は常に揺れていました。複数の地震がほぼ同時に発生したり、ある地震が終わる前に別の地震が発生したりと、地震の区切りが非常に分かりづらい状態でした。
また、東北地方太平洋沖地震のせいで地震計が壊れてしまいました。
この状態で強い地震が発生した為、震源や地震の規模を推定する性能が低下してしまったようです。


・自分の携帯だけ緊急地震速報が鳴らない原因
緊急地震速報が受信できる状態にもかかわらず、緊急地震速報が受信されずに、地震に遭遇することがあります。
DoCoMoの携帯だと、電話中やパケット通信中は緊急地震速報が届かないそうです。更に、メールの送受信をした際に、iモードマークが点滅したままの状態で放置してると、画面が解除されるまでの間、緊急地震速報が届かないそうです。
緊急地震速報はより早く地震の到着を知らせる為、再受信の概念がありません。


・携帯キャリアで緊急地震速報の鳴る時間に違いがあるか
気になって調べたところ、DoCoMoの方が早く鳴るそうです。
携帯電話の緊急地震速報は一斉送信する為の特殊な仕組みを設けているのですが、DoCoMoの方式の方がブロードキャスト速度が優れているみたいです。


そんなわけで知れば知るほど色々と前提条件がある仕様で作られている緊急地震速報でありますが、気象庁も今回取得できた連動地震のデータを基に緊急地震速報の精度向上をしているそうです。早ければ秋頃には精度向上が見込まれるのではないでしょうか。
今後、携帯キャリアの遅延や問題も改善されていくことでしょう。

それまでの間、緊急地震速報をオオカミ少年だと思わずに、気長に待って頂けると幸いですm(_ _)m

SmartPhoneは今買いか

この記事は2011年3月現在の情報を基に作成しました。
長文の記事である為、時間に余裕がある方、携帯ネタが好きな方、または携帯電話からスマートフォンへの機種変を真剣に検討されている方がお読みになるとお便利ですm(_ _)m


iPhoneが発売されてから4年弱。
最近スマートフォンが普及してきたなと身を以て感じています。

iPhone持ちの人は男性を中心に2年以上前から見かけましたが、ここ数ヶ月は若い女性でもスマートフォンを持っている人を見かけるようになりました。
最近になってAndroid OSベースのスマートフォンが日本でものメーカーから発売され始めたからですね。
数週間くらい前からはiPadや電子書籍向けタブレット端末を電車内で操作する女性や、中高年世代でスマートフォンを操作している人まで見かけます。

今までの(世界標準とは異なる日本独自の進化を遂げた)携帯電話のことをガラケー(ガラパゴス携帯)と呼び、スマートフォンと対義語として使うようになりましたし、時代は変わりましたね〜(´∀`)

さて、題名の件ですがSmartPhoneは今買いかについて考えてみましょう。


・価格面
スマートフォンはガラケーより高価です。
しかし、現在、携帯キャリアはスマートフォンを普及させたい為、インセンティブ(販売奨励金)を増やしている時期の為、本来の価格より多少安価になってるかもしれません。
それを考えると、今の時期はお得なのかもしれません。


・機能面
先駆者のiPhoneやXperiaを除けば最近発売のスマートフォンが初売りという日本のメーカーが多いです。
また、日本独自の機能(おサイフケータイ等)が付いていなかったり、日本でのスマートフォンの位置付けが確立されていない為、高機能のガラケーに比べてまだまだ不十分だと考えています。
女性の場合、スマートフォンだとデコメがしにくいのも懸案にした方が良いかもしれませんね。

ちなみに、iPhoneのユーザインタフェースに慣れていると、Androidでもっさりした画面遷移に違和感を感じます(´Д`)=з
iPhoneもiPhoneでフラッシュに対応していないのはどうなのよorz
今後の性能と機能の向上に期待です。


・携帯向けサイトへの対応
スマートフォンはガラケーではない為、携帯専用サイトが見られない場合があります。
ガラケーと違い、端末に個体識別番号がないため、セキュリティ確保が必要な携帯ゲームサイトや携帯専用予約システムなどは使えなくなる覚悟が必要です。
スマートフォン版を用意しているサイトもありますが、まだまだ多くありません。現在、愛用している携帯サイトがあるようでしたら、スマートフォンに機種変しても大丈夫か確認した方が良いです。


・サイズ面
スマートフォンは携帯より横長で厚いです。フォルムだけで言えば、ガラケーの方がスマートです(笑)
ポケットに入れてガラケーを持ち歩いている方は、スマートフォン購入前に、モックをポケットに入れてみて、違和感なく歩けるのか確認した方が良いかもしれません。


・入力形式(ボタン入力)
スマートフォンでは、キーボードがタッチパネル内に表示される、いわゆるソフトウェアキーボードのものと、PC配列のハードウェアキーボードの端末があります。
ソフトウェアキーボードの端末ではキーボードを切り替えることができます。iPhoneではPCのような英字配列、ガラケーと同じテンキー配列、絵文字一覧等があります。
ガラケーから機種変した当初は打ちにくいと感じるかもしれません。

スマートフォンだからこそ可能なフリック形式の入力方法もあります。
テンキー配列の今までの入力方法では、"あ"のボタンを5回押すと"お"が入力されます。
一方、フリック入力の場合、"あ"のボタンをタッチして、そのまま下方向に指をスライドさせると、"お"が入力されます。
つまり、あ行の入力が以下の通り最大2操作で可能ということです。

あ:"あ"をタップ
い:"あ"をタップしながら←にスライド
う:"あ"をタップしながら↑にスライド
え:"あ"をタップしながら→にスライド
お:"あ"をタップしながら↓にスライド

他の行も同じ考え方で入力でします。フリック入力は慣れると便利ですよ(´∀`)


・入力形式(タッチパネル)
ガラケーとスマートフォンの大きな違いはタッチパネルにあると思います。
実は、俺、タッチパネルのスマートフォンがここまで普及するなんて思いませんでした。タッチパネルが指紋で汚れるのがちょっとなぁという認識があったので。
ただ、いざタッチパネルに慣れると気にならないものですね。


・アプリ利用面
ガラケーアプリに比べて、スマートフォンのアプリは多種多様です。こんなアプリもあるのかぁと関心するくらいアプリが豊富です(´∀`)
上述のフリック入力を学習する為のアプリもありますし、スマートフォンはアプリをインストールするからこそ便利になると言って良いですね(´∀`)
俺のiPod touchにも50個くらいのアプリを入れてます。


・アプリ開発面
iPhoneアプリの開発には有料の開発者登録(個人で年間10,800円/法人で年間33,800円)が必要です。
開発言語はObjective-CというC++とは全然異なるオブジェクト指向の言語を使います。開発環境はMac OS上でのみ動作するXcodeというIDEがAppleから提供されていいます。
しかも、アプリの公開にはAppleの審査が必要で、公開はAppleのApp Storeのみです。審査期間も10日〜14日掛かります。
開発言語も開発環境も限られるiPhoneアプリに関しては、ガラケーアプリの開発と同じくらい難しいかもしれません。ぼったくり商売ができるのもブランドがあってこそですね...
その代わり、ガラケーと同様に粗悪なアプリが出回ることは少ないです。また、Xcodeは作り込みが良く、高スペックのMacでなくても開発アプリのシミュレーションがサクサクできます(´∀`)

Androidアプリの開発にも有料の開発者登録(年間25ドル)が必要ですが、Appleより良心的です。
開発言語はJavaで、Windows上で動作する無料の開発環境Eclipseがあります。
アプリの公開は審査があるストアとないストアがありますが、審査のないストアでは粗悪アプリが出回る可能性があります。
Androidアプリの開発環境はそれなりのスペックが必要です。Virtual Machineで動作させる必要があるJavaの宿命なんでしょうけど、かなりメモリを使う為、古いPCでシミュレーションさせるとカクカクになります。


・PCとの親和性
スマートフォンはガラケーよりPCとの親和性があります...と言うより、PCがないと不便かもしれません。
ガラケーでPCを使って何かするということは基本あり得ないと思いますが、スマートフォンだと音楽ファイルの同期やアプリの管理でPCがないと面倒なようです。

題名に戻りまして、スマートフォンは今買いか?

スマートフォンのタッチパネルやアプリが携帯可能な端末の可能性を広げたのは確かです。

しかし、ガラケーとスマートフォンは似て非なるものです。携帯専用サイト、デコメ、おサイフケータイの機能が未対応の可能性は考慮した方が良いと思います。

リスクを避けるなら、スマートフォンへの機種変は1年半くらい(2012年の夏から秋までは)待った上で検討した方が良いと思います。

以上、久々の投稿でした( ̄∇ ̄)ノ♪

最近、ワンセグ機能付きの携帯電話が増えてきました。
しかし、ワンセグ機能付きの携帯電話が普及する前から、ワンセグが必要なくなる日が来るんじゃないかと思っていたのですが、実現可能性だけ言ったらもう可能になってしまったようです。

ITPro - 高千穂交易,携帯電話機で13セグメント放送の受信可能な低消費電力受信LSIを販売開始

受信可能なデジタル放送方式は日本のISDB-T(1セグメント放送/13セグメント放送)に加え,欧州のDVB-T/H,韓国のT-DMB/DABにも対応しており,1台の端末で使用する場所によって放送を切り替えて受信するマルチモード対応端末の設計も可能になるという。
とのことなので、テレビ受信用のアンテナさえ取り付けられれば、多くの国で携帯電話からテレビが見られる可能性があるということですね。


そんなわけで、今回は久々に技術解説をということで、ISDB-Tについて話したいと思います。
最近、地上デジタル放送やワンセグと言う言葉をよく聞くと思います。

日本の地上デジタル放送で用いる規格のことをISDB-T(Integrated Services Digital Broadcasting - Terrestiral)と言います。
ISDB-Tでは、各1チャンネルで使用する帯域を13の区画に細分しています。
※その区画のことをセグメントという単位を使用し、13セグメントと表現します。
その帯域の中の4セグメントを用いると、今まで愛されてきた(アナログ)テレビの画質になります。12セグメントを用いるとハイビジョン画質になります。
しかし、上記の説明では13セグメント分あるのに、12セグメントしか使用していませんよね。

13-12=1セグメントは何に使用するのか?
1セグメント→One segment→ワンセグメント→ワンセグ
そう、ワンセグに使用しているのです。

ワンセグ放送は、携帯端末の為に使用されているのはご存じだと思います。
12セグメントでハイビジョン
4セグメントで標準画質
という具合に、使用するセグメント数を増やすと綺麗になっていく訳ですが、現在の携帯電話のディスプレイサイズを考えると、何セグメントも使用する必要はないんですよね。さらに、何セグメントの情報を携帯端末でデコードするのは半導体の消費電力を無駄にしているということになりますから。

しかし、今の携帯端末だから標準画質、またはハイビジョン画質の表示ができないきめ細かさというわけであって、数年後の技術進歩では不可能とは限りませんよね。半導体の消費電力にしてもまた然りです。

しかし、チップレベルでは、今回の携帯端末向け受信LSI「MP2011」を実装することで低消費電力ながらハイビジョン放送が受信可能になってしまいました。携帯端末のディスプレイの問題があるにしてもハイビジョン放送が受信可能というのは凄いですね。
あとは、携帯端末のディスプレイがハイビジョン放送を受信しても問題ない画質になるのがいつかってことでしょうか。

...って思いましたが、仮に携帯端末の小さなディスプレイでハイビジョン画質を表示できたとしても、正直嬉しくないですねw
人間の目の分解能を越えていそうな気もしますし。まあ、人間の目の分解能を越えたちょっと後くらいのディスプレイを作って頂ければ、それ以上の技術進歩は必要ないかなとか思いますw

そんなわけでして、皆様、ハイビジョンが受信可能な携帯端末の販売をしばしお待ち下さい( ̄∇ ̄)ノ♪

CNET Japan - ザイナス、GPSケータイで近くの人とチャットできるサービス--近く英語版
携帯にGPSが必須機能となってる現在だからこそ色々な試行錯誤がされているよう現在ですね。
GPS機能付き携帯で、近くの人とチャットができるサービスが開始されたようです。

もう10年くらい前になりますが、コミュニティーサイトで「ご近所さんを探せ」というサイトが流行っていた時期がありました。これは、自分のPCから居住地域を登録し、コミュニティを作ったりすることで近くの人と交流するサイトでした。システム的にもユーザインタフェース的にもWeb1.0時代の象徴って感じで、現在こそ流行っていませんが。

今回の機能は自発的に位置を登録するのではなく、GPS情報を用いて自動的に自分の位置を算出し、それで近くの人と話せるというのがWeb2.0っぽいですよね(何)

ちなみに、今回コミュニケーションツールとしてGPSを用いたシステムについて紹介しましたが、1年以上前より、GPS機能を用いて島を開発したり、コミュニケーションを取れるゲームがあったりします。

コロニーな生活☆PLUS 〜携帯を持って外に出かけよう〜

こちらは位置登録をすることで以前位置登録した場所からの直線距離を求めます。その距離を1キロ=1プラという仮想の通貨で換算され、ゲーム内の資金であるプラを取得できます。そのプラを元に、島を開発していくというゲームなのです。
こちらも地域掲示板とかがあるので、ある意味今回メインで紹介したシステムに近いものがあるかもしれません。

まあ、興味のある方は是非やってみて下さい。

・ITmedia +D モバイル - KDDI、Gmailを活用した容量2Gバイト「au one メール」開始
連続でKDDIネタですが、auも頑張っちゃってくれますね。
Gmailといえば、もうご存じGoogleが提供するメールサービスですが、そのシステムを活用して、auが容量2Gバイトのストレージを持つau oneメールを開始するようです。

現在、au携帯から公式トップページを閲覧すると検索バーがGoogleになってますし、最近のauはGoogleと強い結びつきがあるようです。
私は1999年くらいからの全メール(ただし、添付ファイルがあるメールはファイルを削除した状態で、かつ、スパムメールは除く)を保存しています。携帯のメールもパソコンに転送しているので、受信メールは全て保存されています。一応消さずに証拠を残しておきたい(何)ってことだったのですが、1999年から8年近く保存しているとさすがに容量が増えたなって感じることがあります。

今回の「au one メール」が開始されると、携帯のメールがau側に保存されるので、バックアップしていない時期にHDDのクラッシュがあったときのことを考えたりしなくても何とか対処できそうですし、携帯を機種変したときに端末が消えても古いメールを新しい携帯で読めなくなるという心配がなくなりそうですね。

その他にも、DIONとauなどKDDIでそれぞれ別々に実施していたサービスページの統合など発表しています。
auユーザとしては頑張って貰いたいですね。

・CNET Japan - au、「誰でも割」を導入--利用年数関係なく基本使用料が半額
2年間契約することを前提に基本料金を50%割り引くコースのことです。

当blogのデジタルカメラを安く買う方法の記事の一部でも紹介しているのですが、ああ見えても日本の携帯端末の安さは尋常じゃありません。どれくらい安いかというと、他の国より4万円近く安い値段です。
携帯販売コーナーに行くと使用期間6ヶ月以下の機種変の価格が5万円とか普通にありますが、実はあれが本来の価格なのです。では、なぜ4万円近く安いかというと日本独自の携帯販売制度として携帯電話を販売すると、携帯キャリアがインセンティブ(販売報奨金)をお店に支払うからあのシステムが成り立つのですね。

いいことずくめに見えるインセンティブ制度もちょっと視点を変えてみると考え方が変わります。

携帯キャリアが携帯端末1台につき約4万円のインセンティブを支払うということは、それをどこかから回収しなくてはいけません。どこから回収するかと言えば、残された回収先は我々の携帯料金なんですね。世界的に見て高いと言われる日本の通話料金も通信料金もあの値段なのはインセンティブのためなのです。

また、機種変価格を考えて貰うと分かるように、携帯端末って24ヶ月以上で割引率が最大になりますよね。つまり、インセンティブの費用は24ヶ月で回収しているようなものなのです。4万円を24ヶ月で割ってみると月1700円くらいのお値段です。そして、24ヶ月以上使用している人は、短い期間で機種変している人に得をさせてしまってます。
こんな日本で、インセンティブに変わるをなくす方式を考えたのが、ソフトバンクです。
手数料等で多少増えますが、あれが24ヶ月+αな月数なのは、月1700円くらいずつ回収できるよううまくプランを作っているんでしょうね、きっと。

でも、実際に、日本でインセンティブ制度をなくしてしまったらいくら通話・通信料金が安くなっても購入する人は減ってしまうでしょう。だからと言ってソフトバンクの方式の問題点は、普段は安いかも知れませんが、途中で携帯端末が完全に壊れるともの凄い出費を食らいます。

インセンティブ制度の問題点である安易な解約を防ぐことと、料金を割り引くこと、MNPなどで利用者が競合他社へ不用意に流出を防止することを考えると、今回の2年契約で半額という割引は妥当なサービスなのかも知れません。

日本の携帯市場はそろそろ飽和になると言われている中、競争が激しくなってきています。
DoCoMo、au、SoftBank、emobile、携帯キャリアではありませんがWILLCOMとあの手この手でそれぞれの特徴を付けユーザのためにも競争頑張って貰いたいですね。

 INTERNET Watchによると、日本の情報通信インフラは偏差値59.8で世界第1位〜総務省が23カ国を比較とのこと。

日本の逆転サヨナラホームランキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!!って感じでしょうか?

思い起こせば2000年前後には、韓国のADSLブームやらが起きているにも関わらず、日本ではISDNで必死でした。その中、ADSLサービスを実施することになり、更に、光ファイバーサービスを一般家庭でも使えるようになる環境が整い、携帯電話もTDMAからCDMAとなり、パケット定額サービスなどが開始されるようになりました。

光ファイバのサービスも1Gbpsのサービスがあるのでしばらくは落ち着くでしょうし、携帯電話の方は当分は3G携帯の普及と、2G携帯のサービス停止時期の見計らいが行われると思います。

一方、韓国はADSLまでは良かったのですが、ADSL以降にでかい投資が行われてないようですね。
韓国は、首都ソウルに人口が集中しているため、交換機をいじって採用できるADSLの方が都合が良いみたいですね。

確かに、ラストワンマイルの光ファイバは面倒ですな。
これからも日本には情報通信インフラ世界第一位の名をかけて頑張ってもらいましょう。

 BCNランキングにau新定額プランはオトクか?ドコモ・Vodafoneとの料金体系を徹底比較の記事がありました。

携帯関係の記事を書くことありますが、自分が利用しているau以外のキャリアの料金プランにはめっきり詳しくないのでこの系統の記事は助かります。

auで有名になった定額プランはダブル定額ですが、最近ダブル定額ライトというのが作られました。
まず記事では、そのパケット料金の推移で、どちらがお得かの比較がされています。

次に、定額プランのキャリア別の比較です。
auを使っていると当たり前に感じる定額プランですが、DoCoMoやVodafoneでは定額プランを加入できる料金コースが限られているようですね。

定額プランを申し込んだときの最低料金はDoCoMoやVodafoneが1万円超えてるなか、auが5000円と約半分であり、完全にauの1人勝ちですね。
ここまでくると他の2社から独占禁止法で訴えられるような勢いですか?(違)

これが実現できるのもauがcdmaOne時代からCDMA技術を利用していたことがあげられると思います。
今後DoCoMoやVodafoneも定額プランの値下げ攻勢に出るかと思いますが、W-CDMA陣営は当分勝ち目が無さそうですね。

また、ソフトバンクも1.7GHz帯での携帯電話の試験に取り組むようなので、今後はパケット通信に限らず、音声通信でも携帯の高速化と定額化が進むかと思います。

10年後の携帯電話は一体どうなっているのでしょうか...

ワン切り業者ってまだいたのね

 今日ふと携帯の方を見ると(映画じゃない方の)着信ありになってまして、電話番号を確認すると全く覚えのない03番号からの(犬じゃない方の)ワンコがありました。

最近見かけなくなったと思ったら、まだいるのか、再び立ち上げたのか分かりませんがワン切り業者はいることは確かなのですね。

それで番号をデータベース化してくれてるウェブサイトってない者なのかなぁっと思ったところ、ありました。さすがはインターネット。

ワン切り番号データベース [夢なら]というウェブサイトでして、右フレームのテキストボックスに下四桁の番号を入力するとその番号が登録されているか分かるようになっています。番号全て入力しても結果は出るようになっているようですが、少ない数字で結果が出るようになっているのはかなり親切に作ってあると思います。

 さらに、関連コンテンツにオレオレ詐欺や身に覚えのない詐欺に引っ掛からないために大いに活用できる、架空請求を行っている口座が調べられる架空請求事業者データベース、架空請求事業者の電話番号が分かる架空請求番号データベースなどもあります。

また、そのまま携帯にも対応しているようなので、ワン切り番号データベースの方のURL「http://www.yumenara.com/i1/」を携帯の方にメールで送信すると、携帯に掛かってきたあやしい電話番号を迅速かつ手軽に検索することが出来そうです。

オレオレ詐欺に比べ、認知度が高いワン切り業者の詐欺ですが、皆さんもくれぐれもご注意を。

 ケータイWatchによると、最近携帯メールなどに個体識別を行っているからと脅して払わせる架空請求が流行ってきてるとのこと。
 
 全くやんなっちゃいますね。
 
 携帯端末内には、個体識別を行うために唯一無二のIDが割り振られています。んなもんどうして割り振られてるんじゃゴルァと思われるかも知れませんが、有料サイトの課金時はそのIDを利用して課金するんですね。
 
 その個体識別IDは基本的にブラウザなどの情報が格納される$ENV{'USER_AGENT'}や、auならば$ENV{'HTTP_X_UP_SUBNO'}という環境変数から、DoCoMoならばアンカータグやフォームタグにutnという属性を付加する、Vodafoneならば$ENV{'HTTP_X_JPHONE_MSNAME'}という環境変数から取得することが出来ます。通信キャリアの公式サイトなどではなくても、環境変数というものを利用することである程度の情報までは取得することが出来るので、それを逆手にとって架空請求を行ってる見たいですね。

 しかし、ここで覚えて置いて欲しいのは、そのIDから電話番号や住所などの個人情報は取得できません。警察やキャリアの協力があれば可能ですが、身に覚えのない架空請求をする業者は警察にお願いしたら逆に捕まっちゃいますしね。
 
 なので、携帯のメールに個体識別を行ったという架空請求が来てもメールを拒否するなどの方法をとった上で無視しちゃいましょう。
 
 余談ですが、これが昔なら困ったことになりましたね。というのも、昔auは個体識別に電話番号が使用されていた時代がありました。auダメじゃん(笑)...っと思ってる他のキャリアの利用者の人、DoCoMoやJ-Phoneが電話番号のメールアドレス利用していて問題になったときの話覚えてませんか? そう。今だからこそこの様な問題が周知されて対策やらされていますが、結構いい加減な時代はあったのですね。まあ、これはいたちごっこなので仕方ないでしょう。
 
 あと、DoCoMoの場合、utnタグを使用したサイトにアクセスし、個体識別を許可しないのに個体識別IDを取得して入会に関する架空請求が来た場合は、その個体識別IDが果たして自分のものなのか確認してみて下さい。多分違う端末の個体識別IDですよ、それ。個体識別してないのにしてありますと書かれるとビックリしちゃう心理を利用してるのかと思われます。
 
 電話やメールに来る架空請求の話には乗らないようにしましょう。

 日経コミュニケーションによると、名古屋市営地下鉄では今後地下鉄ホームではわざと圏外にするとのこと。
 
 メールが出来ない、通話が出来ないは置いておいて。
 
 これって逆効果産みません?
 
 というのも、携帯電話って電波が弱い場所や圏外の場所になると基地局を探すために強力な電波を発信するのですよ。携帯電話は電源が入ると一番近い基地局を探し出し、その後も定期的に基地局と通信し、どの基地局が一番近いのか調べています。これにより携帯電話に電源が入ってるときは携帯電話が迷子になることなく通話できるのですね。しかし、電波が悪い状況になったり、圏外の場所になると携帯電話は必死に基地局を探し出そうとします。その時に基地局に届くよう強い電波を連続して出してしまうのですね。通常は定期的ですが、その時は常に出すようになります。これにより、起こる現象が電池の消耗が早くなると言うことですね。電波が弱い地域に行ったとき、いつもより極端に早く携帯の電池がなくなった経験を持ってる人いませんか? どうしてなのかという原因はそこにあったのです。
 
 で、今回のケースを考えてみると、今までホーム近くでは電波が届いていたので、強い電波を出すことなく定期的に通信を行っていたものを、ホームを圏外にしてしまったことで、ホームや車内にある電源がオンになってる携帯電話は強い電波を出すようになるのではないですかね? 普段から電源をつけっぱなしにしている習慣が身に付いてる今の状態で地下鉄施設内に入っても電源を切る人ってほとんどいませんよね?
 
 となると、ペースメーカーの影響を考えて行った対策が逆に大きなお世話になるのではないかと思うのですが。
 
 逆に今後の携帯電話を車内やホームで使用されたくないのであるならば、電波を利用して携帯電話の使用を禁止するゾーンを管理するシステムが良いと思うのですが。
 仕組みは、携帯電話を利用されたくない、またペースメーカーの影響を考えて使用禁止のエリアに対し携帯電話が使用していない範囲の周波数帯に携帯電話使用禁止の信号を入れておきます。その電波強度がある閾値を超えたら携帯電話は一切の通信をシャットアウトする仕組みです。
 それじゃ携帯電話使用禁止の信号を入れてる周波数帯がペースメーカーに影響をもたらすだろヴォケとか思われるかも知れませんが、その周波数帯の電波を10m程度しか飛ばないような微弱な電波なら特に問題ないと思うんですよ。さらに、直進性があまりにも強すぎてほとんど使用されないサブミリ波を使用する、逆にFMやAMで使われてるような低い周波数帯を利用するなどすれば問題ないと思うんですね。特に制限する範囲が限られる電車内や地下鉄ホームならば強力な電波は必要ないと思ってます。ペースメーカーにどの周波数帯が一番影響をもたらすのかの科学的根拠は調べてないので周波数帯にはなんとも言えませんが、問題があるとすれば、その様なシステムを構築するには端末メーカやau、DoCoMoなどの通信キャリアの協力が必要だと言うことですね。
 
 車内での携帯使用問題は今後どの様な展開を向かえていくのかはちょっと動向を探る必要がありそうです。

運転中の携帯電話

 ケータイWatchによると、5割近くのユーザが運転中に携帯電話を利用しているとのこと。
 
 道路交通法が改正されてから運転中の携帯電話は取り締まりの対象になりましたが、5割近くのユーザが普通に利用してるようじゃまだまだ罰則が甘いようですね。
 
 自転車で交差点の横断歩道を横断中、対向車が近づいてきました。右手で携帯を持ち、左手でハンドルを左にまわしてるんですが、私はウインカーがついていないので、対向車は直進するもの判断し横断しました。しかし、突然右(対向車にとっては左)に曲がってきて衝突しそうになったんですよ。
 
 結局携帯に集中して横断歩道周辺の情報を見てないんですよね。さらに左手でハンドル操作してるからウインカーをつけられないですよね。
 
 「迷惑かけなきゃかけて良いという理論があっても十分迷惑かけてるので二度と運転するのやめてください」とか小一時間問いつめたかったですけどね。
 
 運転中ドライバーを見てて思うのは、こいついつか人身事故起こすなって分かる運転手って案外分かるもんだなと思います。
 本当に下手くそな運転手って下手くそですね。免許更新の条件に技能試験をつけた方が良いんじゃないかとか思う人いますし。
 
 自動車学校で習ったこと全てが"真の安全運転"の方法ではないですが、では自動車学校で習った交通の教則はどうしてそう書かれてるのか、どうしてそれで安全運転ができるのかよく考えた上で自動車を運転するのが免許を持ってる運転免許保持者としての勤めだと思います。
 
 車は急に止まれませんし、何人もの命を簡単に奪える凶器ですから、その辺りは頭に入れた上で運転しましょう。
 
 私もペーパーながら普通自動車一種運転免許保持者なので他人のふりして我がふり直せと思いつつ気をつけたいと思います。
 
 あと、自転車についてですが、自転車についても道路交通法上では車両として見なされており、道路交通法の対象です。歩行者が右側通行なのに自転車は左側通行なのはその理由です。
 つまり、飲酒運転、携帯電話を操作しながらの運転、一時停止の標識がある場所での一時停止違反などは本来取り締まりの対象です。自動車と同じで罰金が課せられることがあるので、特に警察がノルマ、ノルマと血走ってる時期や、最高罰金50万円取られる泥酔状態での自転車運転は避けましょう(笑)

 ITmediaによると、アメリカでは2004年5月24日から全米でナンバーポータビリティを実施するとのことです。
 
 とうとうアメリカでは今日からナンバーポータビリティのシステムが実施されますか。実は現在、日本でも早くて2006年夏の導入を目指してナンバーポータビリティの導入が審議されてる最中なのです。
 
 ナンバーポータビリティとは、auやDoCoMo、Vodafoneなどの携帯電話キャリアを変更しても今まで使用していた電話番号をそのまま使用できるシステムのことです。
 
 今までは携帯電話番号を保持するには同じキャリアの端末に機種変するしか方法がありませんでした。もし、他のキャリアにする場合は電話番号が変わってしまいます。それ故に、ビジネスに影響が出るため特に社会人は、別のキャリアにしたいのに出来ないという人が多いと聞いたことがあります。
 
 それを解決するのがナンバーポータビリティというシステムです。
 
 現行のシステムでは電話番号でキャリアを判別しています。なので、携帯電話を最初購入した地域を調べられるウェブサイトも存在します。現行のシステムだと、携帯電話の番号に電話を掛けた場合、あらかじめ上記のリンクにあるような情報を持つ交換機がキャリアを判別し、そのキャリアとの交換局に繋ぐことで目的の携帯を呼び出す仕組みです。
 
 もしナンバーポータビリティのシステムが導入されると、今までのように上記のリンクのように固定情報で呼び出すことが出来ません。そこで、携帯電話番号照会用サーバを用意し、携帯電話の番号に電話を掛けた場合、目的の携帯が現在どこのキャリアの端末なのかを判別し、そのキャリアの交換局に接続、目的の携帯を呼び出す仕組みになります。
 
 ナンバーポータビリティを導入するに当たっての利点を挙げてみましょう。
 ユーザ側から見ると、なんと言っても、携帯電話番号を保持できるということでしょうね。今まで使い慣れた電話番号を捨ててまで別のキャリアに変える必要がなくなります。電話番号が変わるからという理由でキャリア変更が出来なかったユーザにも新たな選択肢が増えることになります。
 企業に関しても、今まで電話番号が変わるという理由でキャリア変更を考えてくれなかったユーザを新規顧客として獲得できるチャンスとなります。ナンバーポータビリティが導入されたら変更してみたいキャリアのトップがauだったそうで、特にauには大きなビジネスチャンスが到来しそうな感じですね(笑)
 
 一方、ナンバーポータビリティを導入することで問題点も考えられます。
 まず、携帯電話番号とキャリアを紹介するために使用する巨大なサーバを使うにあたっての問題です。今まで必要のなかったサーバに照会するという手間が入るため、目的の携帯電話を呼び出すまでの時間が長くなる可能性も考えられます。また、このサーバが落ちたとき全国レベルで携帯電話に繋がらなくなる障害が発生することも考えられます。巨大なサーバの維持を誰がどう負担するかというのも問題になるかと思います。
 また、現在審議されているナンバーポータビリティではメールアドレスの変更の問題がまだ残っていることになります。最近はメールアドレスの変更をしょっちゅうする人もいるため気にしない人もいますが、現在審議されているシステムではキャリアを変更した場合は電話番号は保持できても、メールアドレスは変更となってしまいます。これは今後、各社共通のメールアドレスのドメインを作成し、そのドメインを使うことにならない限りは仕方ないと思います。
 さらに深刻なのが、キャリア自身があまりやる気がない感じがあることでしょうか。巨大な照会用サーバを用意してまで、下手すると自分の首を絞めかねないシステムを現行のシステムを、費用を掛けて改修してまで果たしてそれだけの利点があるのか...っと思ってるのでしょうかな? 特に最大手のDoCoMoがやる気無いという話を聞きましたが、これは困ったものですね。
 
 現状を見る限り、いつかは日本でもナンバーポータビリティが実施される方向で進んでいるようなので、携帯メールで...
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こんにちは。
メールアドレス変更しました。
xxxx@docomo.ne.jpからxxxx@ezweb.ne.jpへの変更お願いします。
なお、電話番号に変更はありません。
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なんてやり取りが実現する日も来るのでしょうね。
 
 日本でナンバーポータビリティが実施される日まで注目のお話です。

デジタルカメラを安く買う方法

 ITmediaで携帯、300万画素の可能性というコラムがありまして、ふとこの記事を書いてみようかと思いました。
 
 デジタルカメラを安く買いたいと思ってる方は多いんじゃないかと思います。しかし、デジタルカメラも安い買い物ではありません。
 では、どうやったら安く買えるかと言うと、カメラ機能つき携帯電話を買うという方法があります。
 
 日本では、インセンティブ制度という独自のシステムがあり、新規の携帯は安くなるシステムがあります。どのくらい安くなるかと言いますと4万円くらい平気で安くなってます。

 1円携帯を販売している場所ありますよね。どうして1円携帯を販売して儲かるのかと言うと、あれって4万1円なんですよ。4万円ほど、携帯電話キャリアからインセンティブ制度に基づく奨励金が出ているのです。では2万円する携帯は何が違うかっていうと、あれは本来6万円するんです。実際欧州の方では新しい携帯は6万円くらいで販売しているようです。
 
 これで携帯電話を安く購入出来る仕組みが分かったと思います。そして、インセンティブ制度がある理由により、カメラ付き携帯を買った方が同じ画素数のデジタルカメラを買うより安くなる場合もあるようです。
 
 ちょっと反則業ですがちょっと賢い方法として一つ教えておきます。ただし、この方法は自己責任でお願いします。
 
 安い携帯電話を年間割引オプションを一切つけず新規で契約します。そして、キャリアのショップに持って行きすぐに解約します。端末をもらっておけば電話機能がないカメラ付き携帯電話の完成です。
 ただ、この方法で1円携帯のショップを使うと、契約書に「6ヶ月以内の解約をすると違約金...」たらの記述があり怒鳴り込んできたりしますが、その契約はキャリア側でしないように通達が出されてるので気にしなくても大丈夫のようです。また、店によっては端末を回収されてしまう場所があるようですが、これも端末を回収しない店を探す必要があると思います。

 しかし、この方法が横行すると、キャリアの新規契約者に存在したインセンティブ制度が崩壊することになるので、キャリアさんの肩を持つならばこの方法はやらず、自分が使用するキャリアのカメラ付き携帯を持って電話なども使用してあげた方が良いと思います(笑)
 
 あと、この方法だと、端末によっては撮影した写真を取り込むことが出来ない、出来たとしても別売りの装置が必要など面倒なことになってしまう場合があるようです。最近の端末ならばSDカード付きの携帯電話もあるので、端末選びは色々してみると良いかと思います。
 
 安いデジタルカメラ購入の参考になれば幸いです。

 ITmediaによると、2007年以降の3G携帯電話はGPS機能が必須になるとのこと。
 
 最近、携帯電話の普及によりどこでも電話ができるようになりました。さらに、初期の頃は不可能であった110番、119番など緊急通報もできるようになりました。しかし、携帯電話による緊急通報には問題があります。それは、携帯電話だとどこからでも通報ができる反面、どこにいるのか分からない場合があるということです。
 
 地元であるならば場所を教えることができるかも知れません。しかし、住んでいない地域で通報する必要があった場合はどうなるかというと住所を番地まで正確に伝えることは出来ないと思います。また、携帯電話の基地局の関係上、現在いる町の救急センターに掛からない可能性もあります。結果として近くに見つけた公衆電話から通報した方が早く救急車が到着するということがあります。公衆電話やその地域の固定電話なら元々場所が特定されているので、その様なトラブルを避けることができるわけです。
 
 携帯電話の説明書や警察、消防の方が、携帯電話ではなくなるべく公衆電話から通報して下さいというのはこの様な理由です。
 
 また、大晦日になると必ず正月暴走で有名になる珍走団ですが、警察に偽情報を通報することで手薄になった地域に集まって珍走するということがあるそうです。普段は馬鹿なくせにこの様なことだけには頭が働きますね。
 
 携帯電話にGPS機能をつけるのにもう一つイタズラによる通報を防止するという目的があるようです。
 
 珍走団が「早く来て下さい」ってお願いしたら本当に早く来てくれたりすることも可能になるって(・∀・)イイ!!
 
 GPS機能を携帯に取り付けるかについては、日本に限らずアメリカやヨーロッパでもそれが予定されてるようで、世界的にも今後3G携帯にGPS機能が取り付けられるのは免れないようです。
 
 ここで第3世代携帯に限定し、第2世代の携帯電話でGPS機能が取り付けられない理由は、おそらく2つあると思います。一つは、今後世界的に第2世代携帯はサービス廃止の方向で向かっていること。もう一つはCDMAとGPSとの関係があるかと思います。
 
 実は、auのcdmaOne、CDMA2000は元々GPSの機能を利用しているんです。第2世代の携帯だと、ビルや山などの障害物に反射した電波は邪魔物になりましませんでした。
 
 ではCDMAではどの様に反射した電波に対策をしているかというと、送受信する必ず電波に時刻情報を含めるようにしています。
 障害物に反射した電波は、直接受信した電波よりも遅く受信することになります。反射した電波と直接受信できる電波が同時に受信されると受信信号の邪魔になります。しかし、CDMAでは時刻情報のおかげで直接受信した電波と障害物に反射した電波を判別することが出来るようになります。また、微少時間に区切り受信信号を蓄積しておき、障害物に反射した電波を受信した際に、その時刻成分を蓄積している場所に加算することで信号を強めるシステムを利用しています。今までは邪魔物にしかならなかった障害物に反射した電波を有効利用できる究極のシステムというわけです。
 
 このシステムを利用するには、時刻情報が重要となるわけですが、時刻同期のためにauではGPSの電波を利用しています。つまり、GPSの機能を利用している分、それに関係する機能をつけやすい訳ですね。
 
 余談ですが、auの携帯で自動的に時刻が設定できるのはGPS機能のおかげです。auの携帯電話なのに時刻がよくずれると嘆いている方は、おそらく時刻設定が自動になってないと思われるので、一度時刻設定の部分が手動になっていないか確認してみて下さい。

 さらに余談ですが、テレビでも同様なことが言えまして、障害物に反射した電波があり、それを受信するとゴースト発生の原因になりました。最近のテレビこそゴースト発生を抑える機能がありますが、昔は地域によってゴースト発生のしやすい場所があったと思います。
 
 結局長く書くのは良いけど締めの文章を何にすればいいのか分からなくなってしまったので、このあたりで切り上げ(ぇ?

 ケータイWatchによると、KDDIが地上デジタル放送を見られる携帯端末を開発したとのこと。
 
 とうとう、地上デジタル放送対応に向け本格的に動き出しましたね。
 
 そもそも、地上デジタル放送は携帯端末などの移動体通信でも受信しやすい方式を導入しています。現行のテレビ放送だと、車などで移動しているときの映像は乱れたりすることがあります。
 しかし、地上デジタル放送では、デジタル方式を利用していることで、そもそも雑音に強いというのがありますが、現行の放送だとゴースト発生の原因になってしまう、高い建物や山に反射した電波を、逆に利用することで電波を有効利用出来るようになっています。
 
 同じようなシステムはCDMAにも組み込まれていますし、高層ビル街が当たり前のように存在する現在は必要不可欠な方式と言えます。
 
 他にも、携帯端末ならではの技術として、テレビの一部分だけ拡大、縮小が出来るようになります。普通のテレビであるならば必要ありませんが、携帯端末の小さい画面では一部分を大きくして見たいと言うことがあると思います。これも現行のアナログ放送でも不可能ではありませんが、特殊な装置を製作する必要があるため、特に小型化を要求される携帯端末でその様な機能を導入するには、あらかじめその前提で機能がつけられた地上デジタル放送ならではと言えます。
 
 さらに、記事を見る限りCDN(コンテンツデリバリーネットワーク)の対応...さらには、cdma2000 1x EV-DOへの併用を行っているようですね。
 
 現行のテレビ放送は、テレビ局から視聴者へのブロードキャスト(放送)です。しかし、地上デジタル放送はインタラクティブ(双方向)性を出せるようになります。例えば、クイズ番組では出された問題に解答することで放送された番組を一方的に見るのではなく、双方向で楽しむことが出来ます。また、ニュースなどでアンケートが出たときも、自分の世論をダイレクトに送信できるようになります。
 
 その送信にお茶の間ではインターネット回線を利用して行う訳ですが、携帯端末ではそもそもが通信機能つきという利点を利用することになります。さらにauでは、cdma2000 1x EV-DOを利用し、テレビの電波が受信できない場所でも携帯通信のストリーミングとしてその番組のデータを提供するシステムを開発しているようですね。
 
 これこそ第3世代携帯電話のあるべき機能です。
 
 現状では、ネットワークの負荷をどの様に軽減させるのか課題もあるようですが、これは今後もKDDIさんに頑張ってもらいましょう(ぇ?
 
 今回はauの機能でしたが、FOMAやVGSでも同様の機能がつけられるよう頑張ってもらいたいものです。

auの新端末

 ケータイWatchによると、KDDIがSuica対応端末や800MHz/2GHzのデュアル端末を導入するとのこと。
 
 しかも、新しもの好きで有名な日立端末ですか(笑)
 
 私も日立の携帯利用していますが、日立は本当に新しもの好きですねぇ。カラー液晶をauで初めて導入したのも日立(C309H)だし、auの4桁端末を初めて出したのも日立(C3001H)だし、初の着うた端末とはなれませんでしたが早い時期に着うた対応の端末出したのも日立(A5303H)だし。最近はCDMA2000 1x EV-DOの方でW11HやW21Hなど出してますが、これもいかにも新しもの好きという感じの端末ですしな。
 
 今まで日立の携帯端末使ってきて思ったのは、日立の携帯端末って確かに先進性はあるものの、何かが足らないってことですかな(笑)  大体不便だなぁって感じるところは次の端末で解消されてたりするのですが、新しい端末では何かまた不便だと感じる部分があるわけでして。
 これが日立の良いところでもあり、悪いところでもあるってことでしょうか。
 
 それで前置きが長くなりましたが、先ほどの記事を見ている限り、今後のKDDIは800MHz帯をベースにし、2GHz帯で高速通信を行うようなサービス形態にしたいらしいですね。
 
 800MHz帯と2GHz帯の違いは、周波数が違います...というボケはやめまして(ぉぃ、電波の性質として周波数が高くなればなるほど直進性の性質を持つようになります。逆に言えば、2GHz帯より800MHz帯の電波は曲がりやすいです。
 
 これにより、どの様な現象が起こるかというと、2GHz帯を使用しているサービスというのは電波の状態が800MHz帯より悪くなります。(基地局の数の関係もあり一概には比べられないのですが、)DoCoMo PDCとFOMAを例に取ると分かるかと思います。山岳地帯やコンクリート製の家だと2GHz帯を利用すると、電波が曲がって入ってこないので電波の状態がどうしても悪くなってしまうのですね。
 
 では2GHz帯を使用することにより悪いことだらけかというとそうではありません。次世代携帯が2GHz帯を利用する一つの理由に大容量のデータを通信できるというメリットがあります。大容量のデータを送受信する必要があるので、電波の直進性を考えても次世代携帯は2GHz帯を利用したいわけです。
 
 あと、もう一つの理由として、今までのサービスを突然廃止し、新たなサービスにすることが出来ないため、その繋ぎ(?)として2GHz帯を利用しなくてはならないという理由もあります。
 auはauデジタルを早い段階でサービス停止し、cdmaOneとCDMA2000の二つに絞ってしまったので、auデジタルの周波数が空きとなっています。そこにCDMA2000のサービスを導入すればかなりおいしいという結果になりますね。
 DoCoMo的には「auは少しずるい」らしいですが(笑)
 
 あと、今回の記事で気になるのは、UIM(User Identify Module)カードを端末に組み込むということでしょうか。
 
 UIMカードとは、電話番号やEメールなどの個人情報をICカードに記録しておくことで、UIMカードに対応している他の携帯端末に自分のUIMカードを差し込むと、その携帯端末を自分の電話として利用できるシステムです。

 日本国外では既に導入されている国があるのですが、日本はインセンティブ制度との兼ね合いもあり、あまりキャリア側が乗り気でなかったのがあるのでしょうか。UIMカードのシステムが標準搭載になると、機種変がもの凄く楽になるのですが、問題は携帯端末が盗まれてしまうと自分の端末かが分からなくなってしまうらしいです(笑)
 でも、携帯端末が盗まれてしまう問題に関しては、UIMモジュールではなく携帯端末側にMACアドレスのような物理アドレスを仕込んでおけば問題ないような気もしますが、現状ではその当たりどうなってるんでしょうな。誰か国外UIMカードの現状を知っていたら教えて下さい。
 
 DoCoMoに対するauの逆襲はまだまだ続きそうです。

NEC vs Nokia in China

 ITmediaにNECの中国戦略についての記事が載っていました。
 
 日本でこそ有名で携帯で多くのシェアを確保しているNECでも、中国ではここ数年全然シェアを確保出来ていません。それよりも、日本の電機メーカ自体が他の国でのシェアを確保できてないのが現状です。
 
 この原因に、日本の独自の文化があります。
 日本の携帯端末ってどのメーカも似たり寄ったりだと思います。全てのユーザを取り込める端末だとどうしてもあの様な形になってしまうようです。
 では、新しい形の携帯電話を投入するとどうなるかというと全然売れないらしいんですよ(笑) だから、余計に似たり寄ったりのデザインになってしまうようです。
 
 Nokiaというと世界的に有名なメーカですが、日本で端末を販売してもあまり売れてないようです。理由は前述の通りデザインの奇抜さになってしまうわけです。
 
 しかし、中国など外国になると立場が逆転してしまいます。
 中国ではNokiaやサムスンの携帯などが人気を集めています。デザインが凄く人気あるようで、高機能であっても日本の携帯電話は苦戦しているようです。
 
 日本の売れ筋と世界の売れ筋にズレがあるため、日本では売れるデザインで中国の方に持って行っても売れないんですね。
 
 日本のメーカとしては母国をないがしろにして販売することは出来ないにしろ、この状況を打破するには世界でも通用するデザインを考える必要があると言うことです。
 そのために、今回のNEC戦略は新しい船出と言うことで良いかと思います。
 
 日本勢頑張れってことで。

 CNET Japanによると、KDDI、95円で24時間使いきりのEZナビウォーク料金プランを発表とのこと。
 
 最近auの勢いって凄いですね。
 
 auって技術的には素晴らしいものを持っていたのに、なかなか人気が出なかった理由として、技術ヲタっぽい場所があったと思います。例えば、auのメールは送受信が遅いと言われていますが、それはIMAPを利用してるからです。
 IMAPを利用すると、メールサーバ上でメールの整理ができ、非常に便利です。元々はパソコン用の技術なのですが、auは便利さ故にこの技術をauのメールシステムに導入しました。ダイヤルアップのときにメールを送受信した方は分かると思いますが、56Kbps前後の速度でメールの送受信するとPOPやSMTPですら重いんですよ。それをパソコンより能力の少ない、そして64Kbpsしか速度が出ない携帯でメールの送受信しようと思えば当たり前なわけですね。「高機能だけどその重いのが良いんだよデヘデヘ」じゃ一般ユーザついて行けません。
 一方DoCoMoやVodafoneはauに比べメールの送受信が早いです。これは携帯に特化した分なせた業だと思います。しかし、E-mailの定義を考えるならばあれはE-mailとは言えません。宛先にCCやBCCを使えるのはauだけだった訳ですが、パソコンに詳しくない人は利用方法が分からないという(笑)
 
 もう一つ、auが苦しかったのは、auデジタルとcdmaOneという2つの方式を持っていたからだということもあります。減少傾向が続くauデジタルという旧システムの携帯方式を維持しつつ、新しいcdmaOneを普及しようとしなければ行けないので、auデジタル解約者がDoCoMoやJ-Phoneに回ってしまう弱点がありました。しかし、auデジタルという旧システムを先に無くしたおかげで、今auってCDMA関係にもの凄く力を入れること出来てますね。DoCoMoやVodafoneとってCDMAって今から導入しなくては行けないので、auが数年前から始め今は既に終わってる旧システムの共存と新システムへの移行を今大急ぎでやらないといけない訳ですね。
 cdmaOneが出始めたときの問題点をそのままFOMAが引き継いでくれちゃった感じで、最近こそだいぶ落ち着いてきましたが、電池の持ちが悪すぎやら電波最悪やらというのは新システムが出たときの典型的なお話です。
 
 さて、前置きが長くなりましたが(笑)、さらに技術解説をしますと、これってGPS携帯の延長版ということですね。
 GPSはカーナビでご存じの方いらっしゃると思いますが、絶対ずれない時計を人工衛星、地上のGPS対応端末両方に用意しておき、複数の人工衛星から出た電波の遅延時間を計測することにより現在いる位置を世界中どこにいても導き出せるシステムです。元々はアメリカ軍が世界中どこへも正確にミサイルを撃てるように開発されたシステムで、GPS対応機器はその電波を無断借用してます(笑)
 無断借用と言っても、軍事用システムのため電波に誤差成分が入れてあり、一般用機器では多少のズレが生じるようになっています。最近スクランブル電波が多少減らされた関係上GPSの精度が上がっているようですが、auの携帯で計測すると、やっぱり正確な位置とは言えないくらいずれてるときもあります。これはGPSシステム自体の誤差以外にも、GPS衛星は日本のためにおかれているわけでないのでビルや山岳部などでは電波が受信しにくくなるという理由があります。そのために日本は準天候衛星という日本独自のGPSシステムを構築しようと思っていますが、ロケットの打ち上げに手間取っていてまだ全然準備が出来てません。早くロケットの改良済ませろ>日本
 
 さて、ここからが本題です(笑)
 今までのEZnavigationでは、ただ現在地の画像が表示されるだけだったのですが、今回のEZナビウォークは現在地から目的地まで車のための"カー"ナビならず人のための"人"ナビという点が面白いですね。問題は精度がどのくらいまで良いかということが問題ですが都市部ならば問題ないですかな。
 料金ですが、月極(げっきょくと読みたい)315円と210円に加え、今回の記事で書かれてる24時間で95円というコースで出来るみたいです。普段は2回も3回も使わないのに210円は高すぎると思ってる人のためのコースと考えると95円コースも悪くないのではないでしょうか。
 
 a u 必 死 だ な ( w と言われ、auがDoCoMoのシェアを超えるぐらい頑張って欲しいものです。