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続々:プロバイダ(ISP)変更検討

まさか、前の記事に続いてauひかりについての記事を書く日が来るとは…
良い話か悪い話かと言いますと、かなり悪い話です。KDDIの対応に憤慨してます。

年始に2年間使用したauのスマホを機種変しました。家電量販店だったのですが、インセンティブがあるのか、auひかりをすすめられました。
前回のauひかり申し込み時に開通できなかった旨を伝えたのですが、以前は開通できなくても開通できるようになることがあり、再度申し込む価値はあると言われました。
auひかりについては電柱より高い4階建ての建物についてはホームタイプを敷設しない、マンションタイプを敷設できない賃貸物件はひかり回線を開通できないという理解不能なルールがあります。(※前の記事もご参考ください。)
auひかりになる方が月額の通信料は安くなりますし、特定のISPにこだわりはないので、今回、再挑戦してみることになりました。
今回の対応状況は以下の通りになります。

1/3(日):家電量販店でスマホを機種変。auひかりに再度申し込む。
1/7(木):KDDIより「お客様工事調整Web登録依頼」の封書が到着。更に、ISPからも「契約内容のご案内」資料が到着。
1/12(火):KDDIより「請求案内」のハガキ(工事日からの請求の流れを説明したもの)と「口座振替依頼書」の封書が到着。
1/16(土):KDDIより「工事状況進捗状況の連絡」の封書が到着。工事前に調査が必要なので回答まで2週間程度掛かる旨が記載されていた。
1/20(水):KDDI開通センターより携帯に着信あり。調査の結果、賃貸物件の設備の都合上開通できないと回答があった。
1/23(土):KDDIより「工事に関する報告とお詫び」の封書が到着。詳しい理由は書かれずに、お詫びと申込取消の文面が数行書かれているだけ。

なんだろう、もう馬鹿かとアホかと(以下吉野家コピペ略)
1/7(木)時点で色々な資料が送付されてた時点で今回は開通できるものだと思ってましたが、1/16(土)になって工事の調査が必要との回答。
コールセンタ側から開通不可の理由を聞いたら「接続端子が玄関側に向いていないので、回線工事ができない。」と意味不明なことを話してました。
前回の4階以上の賃貸物件では敷設不可よりかはましな回答になったものの、NTTフレッツ光が工事ができてるのに、電柱から玄関側に接続端子が見えないという理由で敷設工事ができない訳ないでしょう。

現在、自分が住んでる賃貸物件は比較的新しく、大家さんがインターネット回線を自由に選択できるよう、回線設備も考慮した形で建築してくれていたようです。
玄関に向いていないものの、公道の電柱から賃貸物件敷地内の電柱を経由した後、玄関付近にある接続端子(?)までは地下を経由して敷設できる配管を用意して頂いているはずなんですよ。その話は前も話してるはずなのに、なかったことになってる。

結局のところ、KDDI側の対応は、過去の開通不可の情報をろくに調べもせず、何も考えずに書類を送付し、何も調査せずに実地で向かい、大家への確認を何もせずに開通できませんでしたってことですね。
「開通できるようになったら、連絡ください。」との依頼にも「そのような対応は致しておりません。」とやる気のない回答。

KDDIが提供するauひかりについては信用がなく、例え、毎月の通信料が安価になっても加入してはいけないサービスだと心の底から思った次第です。

KDDIさん、このブログを見てたら他の人の対応を改善してあげてください。
自分の方はスマホメアドの問題がなければ、NMPしたいくらい呆れてるので、改善しなくて結構です。

続:プロバイダ(ISP)変更検討

あれだけ前の記事でauひかり押しの内容を書いたのに加入しなかった俺。
結論から言うと加入できませんでした。


auひかりを加入する場合、以下のような壁があるようです。

1.対象エリア
Bフレッツよりエリアが狭いというだけではなく、auひかりの対象地区であっても、特定のエリア・特定の番地のみ対象エリア外になることがあるようです。
auひかりを利用するには、KDDIが近隣まで敷設した光ファイバーの親線から端子函(たんしかん)を経由して加入者の建物まで敷設します。
申込者の建造物に続く電柱の使用許可が地権者より降りなかった場合や、以前のKDDI工事で騒音や工事車駐車への苦情があった場所は対象エリアから外し、敷設工事ができないとのことです。

2.建造物の階数制限
auひかりの場合、建造物が電柱より高い建物(つまり、4階建て以上)の場合、サービス不可だそうです。
利用階の階数ではなく、建造物の階数が関係しているのですが、電柱より高い場所への線の敷設は禁止する規則でもあるのでしょうか?
後述するBフレッツは大丈夫だったのですが...
ただし、集合住宅でマンションタイプを利用する場合は、集合住宅内に設置する中継装置を利用できる為、サービス可能とのことです。

3.集合住宅にauひかりホームタイプは不可
理由が不明ですが、3階建以下の集合住宅でもauひかりホームタイプは不可という条件があるそうです。
auひかりマンションタイプは集合住宅の管理会社または大家が導入しない限りは個人で申し込むことはできません。

今回は上記2と3の条件に引っ掛かり、断念せざるを得ませんでしたorz
新居は新築の賃貸物件なので、大家さんがインターネット回線を自由に選択できるようにしたのですが、その自由度の高さがauひかりの導入を難しくしてしまっています...
仕方ないのでBフレッツでプロバイダの調査をし直しました(;_;)


さて、前回の日記では書いていませんでしたが、プロバイダの選定はISP規制情報というサイトを利用しました。
何の規制なのかについてはお察し下さい(待)
この中で規制が少なく、自分の対象エリアで絞り込み良さそうなプロバイダを検討しました。

auひかりの場合、@TCOMとau one net(旧DION)が残りました。
付帯サービスを比較した結果、追加メールアドレス、ホームページサービスが無料で提供されていたau one netを選択しました。

Bフレッツの場合、So-netとOCNが残りました。
付帯サービスを比較した結果、追加メールアドレス、ホームページサービスについては両社共に無料で提供されています。ほぼ同等の付帯サービスを提供しているので、最終的にはカカクコムでのキャッシュバックが高かったOCNを選択しました。

BフレッツとOCNの申し込みをした結果、3月中に開通する目処が経ちました。
同じマンション内で他の方がBフレッツを利用されているようで、工事も大掛かりにならずに済むようです。
そんなわけでネットがないと生きていけない俺の生命線が確保できました。


最後に、auひかりとNTT Bフレッツの申込時の応対について書きたいと思います。

・auひかり
3/8(土):夕方にauショップへ訪問。集合住宅での条件(その時点では詳細に知らなかった。この後にググって色々判明した。)があり、auひかり担当者でないと敷設可否を判断しかねるとのことだった為、保留扱いに。後日、担当者から連絡するとのこと。
3/9(日):連絡なし。営業日ではない為、仕方がない。
3/10(月):連絡なし。色々忙しい時期だから、仕方がない?
3/11(火):連絡なし。もしかしてやる気ない?
3/12(水):昼過ぎにやっと連絡があり。
→auひかり担当者から、auショップで配布されたauひかりパンフレットを拝見したか(YES)、質問事項があるか(特になし)を聞かれました。その後「auひかりは如何ですか?」の質問があり、一瞬固まりました。
auショップで俺が依頼したのは、集合住宅で色々条件があるが、auひかりホームタイプをマンションで利用したいので、利用可能かどうか調査して欲しいという話だったんですが...
話を進めると、担当者から「4階建の集合住宅なのでマンションタイプの扱いになります。」という意味不明な回答があり、最終的には「マンションタイプを敷設していない集合住宅なのでお取り扱いできません。」との回答でした。

連絡が遅い、調査不足丸出しの発言、そしてサービス提供不可のことについて担当者から誠意がこもった謝罪がない。
提供エリアにしても、敷設条件にしても、コールセンタの応対にしてもやる気が無いのにこれでBフレッツと戦うなんて色々な意味で無理だなと感じました。

・Bフレッツ
3/8(土)~3/10(月):auショップ後にググった時点できな臭かったので、Bフレッツの場合のプロバイダも調査。
3/12(水):auひかり担当者からの回答に愕然としたが、事前調査のかいがあり、帰宅後にBフレッツとOCNを申し込む。
3/13(木):OCN担当者から昼間に連絡あり。本人確認書類の送付を依頼された。
3/14(金):朝に依頼された本人確認書類を電子メールで送付。昼前に本人確認完了の連絡と最短工事日の回答があった。その後、大家(管理会社)へ連絡し、Bフレッツ工事についての施工条件を念のため確認。大家からの説明について必要な情報はOCN担当者にも伝えた。
3/17(月):OCNから会員登録証が到着した。発送日は3/14(金)となっていた。

加入申込や本人確認書類メール送付後の連絡が半日でありましたし、会員登録証も即日発行され、送付されてました。
これだけのスピード感だと逆に感心しますよね。


そんなわけで、auはグダグダ、NTTは仕事が早かったという結末で今回の記事を終わらせたいと思います。

プロバイダ(ISP)変更検討

引っ越しを期にプロバイダを変更しようと検討してます。

現在はBフレッツハイパーファミリー5200円(屋内配線利用料、回線終端装置使用料込み)+ISP代2300円=7500円/月を利用しています。

契約しているスマホがauなので、KDDIのサイトを確認してみたらauひかりの方が安いことに気付きました。

ギガ得プラン5200円(ISP、機器レンタル料金込み)=5200円/月

また、auスマホを利用している場合、auスマートバリューの割引が可能です。
固定電話に加入させると言うマイナス条件がありますが、電話サービスは500円です。
加入後12ヶ月は1410円/月の割引、その後は934円/月の割引になります。
さらに3月末まではau春のスタート割があり、加入後3ヶ月間は934円/月の割引があります。

au側の計算が大変ですが、24ヶ月の総費用を求めると以下の通りになります。

Bフレッツハイパーファミリータイプを使い続ける場合:
7500円×24ヶ月=18万円

auひかり+電話を加入し、auスマートバリューとau春のスタート割を適用した場合:
(5200円+500円-1410円-934円)×3ヶ月=3356円×3ヶ月=1万68円
(5200円+500円-1410円)×9ヶ月=4290円×9ヶ月=3万8610円
(5200円+500円-934円)×12ヶ月=4766円×12ヶ月=5万7192円
→1万68円+3万8610円+5万7192円=10万5870円

Bフレッツとauひかりの差は18万円-10万5870円=7万130円と大きい!

ギガ得プランについては更新月以外で解約すると契約解除料9500円が掛かりますが、Bフレッツを解約して4ヶ月以上利用すれば差額分で黒字になる計算です。
auひかりを敷設する場合の初期費用は3万7500円ですが、11ヶ月以上利用すれば差額分で元が取れる計算ですし、そもそもギガ得プランには30ヶ月1250円の割引があります。
1250円×30ヶ月=3万7500円なので、30ヶ月以上利用すれば初期費用丸儲け(≧∇≦)!!
auひかりキャッシュバックキャンペーン1万円にも該当してそうだし、今月中に申し込もうかなぁ(´∀`)

こんな記事を通勤途中や帰宅途中に書いてましたが、計算の為、iPhoneで文章を作成しつつ、Androidスマホで電卓アプリを操作してましたΣ
はたから見てる人は滑稽に見えたでしょうね~(^_^;)

メールアドレスの変更が面倒で15年近く同じプロバイダを使用してましたが、皆様も回線とプランを見直し、キャッシュバックを併用したらかなりお得になるかもしれませんよ?
auひかりに限らず、通信費の見直しをご検討してみては如何でしょうか?

意外に知られてなくてビックリしたので記事として公開。

auの携帯にアドレス帳を保存する機能があるのをご存じですか?
俺の携帯だと以下の遷移で移動できます:
機能→アクセサリ→アドレス帳お預かり→保存・データを見る・データを戻す・自動保存設定

"保存"をすることで、その時点のアドレス帳をauのサーバに保存できます。
また、"自動保存設定"をONにしておくことで、定期的にアドレス帳をauのサーバに保存してくれます。
こうすることで、携帯をなくしたり壊してしまったときに、保存されたアドレス帳があれば、"データを戻す"からアドレス帳を復旧させることができます。

おそらく他のキャリアでも似たような機能はあるのかも知れませんが。
とりあえず気になった方は説明書を引っ張り出すか、携帯を調べまくって同様の機能がないか調査してみてください( ̄∇ ̄)ノ♪

・ITmedia +D モバイル - KDDI、Gmailを活用した容量2Gバイト「au one メール」開始
連続でKDDIネタですが、auも頑張っちゃってくれますね。
Gmailといえば、もうご存じGoogleが提供するメールサービスですが、そのシステムを活用して、auが容量2Gバイトのストレージを持つau oneメールを開始するようです。

現在、au携帯から公式トップページを閲覧すると検索バーがGoogleになってますし、最近のauはGoogleと強い結びつきがあるようです。
私は1999年くらいからの全メール(ただし、添付ファイルがあるメールはファイルを削除した状態で、かつ、スパムメールは除く)を保存しています。携帯のメールもパソコンに転送しているので、受信メールは全て保存されています。一応消さずに証拠を残しておきたい(何)ってことだったのですが、1999年から8年近く保存しているとさすがに容量が増えたなって感じることがあります。

今回の「au one メール」が開始されると、携帯のメールがau側に保存されるので、バックアップしていない時期にHDDのクラッシュがあったときのことを考えたりしなくても何とか対処できそうですし、携帯を機種変したときに端末が消えても古いメールを新しい携帯で読めなくなるという心配がなくなりそうですね。

その他にも、DIONとauなどKDDIでそれぞれ別々に実施していたサービスページの統合など発表しています。
auユーザとしては頑張って貰いたいですね。

・CNET Japan - au、「誰でも割」を導入--利用年数関係なく基本使用料が半額
2年間契約することを前提に基本料金を50%割り引くコースのことです。

当blogのデジタルカメラを安く買う方法の記事の一部でも紹介しているのですが、ああ見えても日本の携帯端末の安さは尋常じゃありません。どれくらい安いかというと、他の国より4万円近く安い値段です。
携帯販売コーナーに行くと使用期間6ヶ月以下の機種変の価格が5万円とか普通にありますが、実はあれが本来の価格なのです。では、なぜ4万円近く安いかというと日本独自の携帯販売制度として携帯電話を販売すると、携帯キャリアがインセンティブ(販売報奨金)をお店に支払うからあのシステムが成り立つのですね。

いいことずくめに見えるインセンティブ制度もちょっと視点を変えてみると考え方が変わります。

携帯キャリアが携帯端末1台につき約4万円のインセンティブを支払うということは、それをどこかから回収しなくてはいけません。どこから回収するかと言えば、残された回収先は我々の携帯料金なんですね。世界的に見て高いと言われる日本の通話料金も通信料金もあの値段なのはインセンティブのためなのです。

また、機種変価格を考えて貰うと分かるように、携帯端末って24ヶ月以上で割引率が最大になりますよね。つまり、インセンティブの費用は24ヶ月で回収しているようなものなのです。4万円を24ヶ月で割ってみると月1700円くらいのお値段です。そして、24ヶ月以上使用している人は、短い期間で機種変している人に得をさせてしまってます。
こんな日本で、インセンティブに変わるをなくす方式を考えたのが、ソフトバンクです。
手数料等で多少増えますが、あれが24ヶ月+αな月数なのは、月1700円くらいずつ回収できるよううまくプランを作っているんでしょうね、きっと。

でも、実際に、日本でインセンティブ制度をなくしてしまったらいくら通話・通信料金が安くなっても購入する人は減ってしまうでしょう。だからと言ってソフトバンクの方式の問題点は、普段は安いかも知れませんが、途中で携帯端末が完全に壊れるともの凄い出費を食らいます。

インセンティブ制度の問題点である安易な解約を防ぐことと、料金を割り引くこと、MNPなどで利用者が競合他社へ不用意に流出を防止することを考えると、今回の2年契約で半額という割引は妥当なサービスなのかも知れません。

日本の携帯市場はそろそろ飽和になると言われている中、競争が激しくなってきています。
DoCoMo、au、SoftBank、emobile、携帯キャリアではありませんがWILLCOMとあの手この手でそれぞれの特徴を付けユーザのためにも競争頑張って貰いたいですね。

国際テレックスサービス終了へ

 ケータイWatchによると、KDDIが国際テレックスサービスを来年5月までにサービス終了するとのこと。
 
 ポケベルを知らない世代にとってはテレックスはなおさら知らない予感ですか?(笑)
 
 テレックスとは、電話機にタイプライタをつけたような機械を使い、文字を送受信することができます。
送信元のテレックスは相手のテレックスがある電話番号を掛け呼び出しします、通話状態になったら、タイプライタを使って入力するか、あらかじめ記録しておいた紙テープを使って文字情報を送信します。これにより、郵便でしか文字をやりとりすることができなかった時代でも、文字情報を素早く送信することができる仕組みでした。
 
 テレックスはドイツでサービスが開始され日本にも導入されましたが、最初のうちはアルファベットのみでした。その後、漢字にも対応するテレックスが開発され、一時期はかなりの利用があったようですが、FAXの普及や現在簡単に文字情報が送受信できるインターネットなどがある現在にはすでに時代遅れの通信サービスとなってしまったようで、このたびKDDIは国際テレックスサービスを停止する決断に至ったようです。
 
 最近、ポケベル、PHS(アステル系列)、テレックスと最近まであったメディアが次々とサービス停止の方向で向かっていますね。それ以外の通信手段により便利になったという証である反面、ちょっと寂しい気もします。
 
 誰か、テレックスサービス続けてください!(何)

 ITmediaによると、アメリカでは2004年5月24日から全米でナンバーポータビリティを実施するとのことです。
 
 とうとうアメリカでは今日からナンバーポータビリティのシステムが実施されますか。実は現在、日本でも早くて2006年夏の導入を目指してナンバーポータビリティの導入が審議されてる最中なのです。
 
 ナンバーポータビリティとは、auやDoCoMo、Vodafoneなどの携帯電話キャリアを変更しても今まで使用していた電話番号をそのまま使用できるシステムのことです。
 
 今までは携帯電話番号を保持するには同じキャリアの端末に機種変するしか方法がありませんでした。もし、他のキャリアにする場合は電話番号が変わってしまいます。それ故に、ビジネスに影響が出るため特に社会人は、別のキャリアにしたいのに出来ないという人が多いと聞いたことがあります。
 
 それを解決するのがナンバーポータビリティというシステムです。
 
 現行のシステムでは電話番号でキャリアを判別しています。なので、携帯電話を最初購入した地域を調べられるウェブサイトも存在します。現行のシステムだと、携帯電話の番号に電話を掛けた場合、あらかじめ上記のリンクにあるような情報を持つ交換機がキャリアを判別し、そのキャリアとの交換局に繋ぐことで目的の携帯を呼び出す仕組みです。
 
 もしナンバーポータビリティのシステムが導入されると、今までのように上記のリンクのように固定情報で呼び出すことが出来ません。そこで、携帯電話番号照会用サーバを用意し、携帯電話の番号に電話を掛けた場合、目的の携帯が現在どこのキャリアの端末なのかを判別し、そのキャリアの交換局に接続、目的の携帯を呼び出す仕組みになります。
 
 ナンバーポータビリティを導入するに当たっての利点を挙げてみましょう。
 ユーザ側から見ると、なんと言っても、携帯電話番号を保持できるということでしょうね。今まで使い慣れた電話番号を捨ててまで別のキャリアに変える必要がなくなります。電話番号が変わるからという理由でキャリア変更が出来なかったユーザにも新たな選択肢が増えることになります。
 企業に関しても、今まで電話番号が変わるという理由でキャリア変更を考えてくれなかったユーザを新規顧客として獲得できるチャンスとなります。ナンバーポータビリティが導入されたら変更してみたいキャリアのトップがauだったそうで、特にauには大きなビジネスチャンスが到来しそうな感じですね(笑)
 
 一方、ナンバーポータビリティを導入することで問題点も考えられます。
 まず、携帯電話番号とキャリアを紹介するために使用する巨大なサーバを使うにあたっての問題です。今まで必要のなかったサーバに照会するという手間が入るため、目的の携帯電話を呼び出すまでの時間が長くなる可能性も考えられます。また、このサーバが落ちたとき全国レベルで携帯電話に繋がらなくなる障害が発生することも考えられます。巨大なサーバの維持を誰がどう負担するかというのも問題になるかと思います。
 また、現在審議されているナンバーポータビリティではメールアドレスの変更の問題がまだ残っていることになります。最近はメールアドレスの変更をしょっちゅうする人もいるため気にしない人もいますが、現在審議されているシステムではキャリアを変更した場合は電話番号は保持できても、メールアドレスは変更となってしまいます。これは今後、各社共通のメールアドレスのドメインを作成し、そのドメインを使うことにならない限りは仕方ないと思います。
 さらに深刻なのが、キャリア自身があまりやる気がない感じがあることでしょうか。巨大な照会用サーバを用意してまで、下手すると自分の首を絞めかねないシステムを現行のシステムを、費用を掛けて改修してまで果たしてそれだけの利点があるのか...っと思ってるのでしょうかな? 特に最大手のDoCoMoがやる気無いという話を聞きましたが、これは困ったものですね。
 
 現状を見る限り、いつかは日本でもナンバーポータビリティが実施される方向で進んでいるようなので、携帯メールで...
−−−−−−−−−−
こんにちは。
メールアドレス変更しました。
xxxx@docomo.ne.jpからxxxx@ezweb.ne.jpへの変更お願いします。
なお、電話番号に変更はありません。
−−−−−−−−−−
なんてやり取りが実現する日も来るのでしょうね。
 
 日本でナンバーポータビリティが実施される日まで注目のお話です。

 ケータイWatchによると、KDDIが地上デジタル放送を見られる携帯端末を開発したとのこと。
 
 とうとう、地上デジタル放送対応に向け本格的に動き出しましたね。
 
 そもそも、地上デジタル放送は携帯端末などの移動体通信でも受信しやすい方式を導入しています。現行のテレビ放送だと、車などで移動しているときの映像は乱れたりすることがあります。
 しかし、地上デジタル放送では、デジタル方式を利用していることで、そもそも雑音に強いというのがありますが、現行の放送だとゴースト発生の原因になってしまう、高い建物や山に反射した電波を、逆に利用することで電波を有効利用出来るようになっています。
 
 同じようなシステムはCDMAにも組み込まれていますし、高層ビル街が当たり前のように存在する現在は必要不可欠な方式と言えます。
 
 他にも、携帯端末ならではの技術として、テレビの一部分だけ拡大、縮小が出来るようになります。普通のテレビであるならば必要ありませんが、携帯端末の小さい画面では一部分を大きくして見たいと言うことがあると思います。これも現行のアナログ放送でも不可能ではありませんが、特殊な装置を製作する必要があるため、特に小型化を要求される携帯端末でその様な機能を導入するには、あらかじめその前提で機能がつけられた地上デジタル放送ならではと言えます。
 
 さらに、記事を見る限りCDN(コンテンツデリバリーネットワーク)の対応...さらには、cdma2000 1x EV-DOへの併用を行っているようですね。
 
 現行のテレビ放送は、テレビ局から視聴者へのブロードキャスト(放送)です。しかし、地上デジタル放送はインタラクティブ(双方向)性を出せるようになります。例えば、クイズ番組では出された問題に解答することで放送された番組を一方的に見るのではなく、双方向で楽しむことが出来ます。また、ニュースなどでアンケートが出たときも、自分の世論をダイレクトに送信できるようになります。
 
 その送信にお茶の間ではインターネット回線を利用して行う訳ですが、携帯端末ではそもそもが通信機能つきという利点を利用することになります。さらにauでは、cdma2000 1x EV-DOを利用し、テレビの電波が受信できない場所でも携帯通信のストリーミングとしてその番組のデータを提供するシステムを開発しているようですね。
 
 これこそ第3世代携帯電話のあるべき機能です。
 
 現状では、ネットワークの負荷をどの様に軽減させるのか課題もあるようですが、これは今後もKDDIさんに頑張ってもらいましょう(ぇ?
 
 今回はauの機能でしたが、FOMAやVGSでも同様の機能がつけられるよう頑張ってもらいたいものです。

auの新端末

 ケータイWatchによると、KDDIがSuica対応端末や800MHz/2GHzのデュアル端末を導入するとのこと。
 
 しかも、新しもの好きで有名な日立端末ですか(笑)
 
 私も日立の携帯利用していますが、日立は本当に新しもの好きですねぇ。カラー液晶をauで初めて導入したのも日立(C309H)だし、auの4桁端末を初めて出したのも日立(C3001H)だし、初の着うた端末とはなれませんでしたが早い時期に着うた対応の端末出したのも日立(A5303H)だし。最近はCDMA2000 1x EV-DOの方でW11HやW21Hなど出してますが、これもいかにも新しもの好きという感じの端末ですしな。
 
 今まで日立の携帯端末使ってきて思ったのは、日立の携帯端末って確かに先進性はあるものの、何かが足らないってことですかな(笑)  大体不便だなぁって感じるところは次の端末で解消されてたりするのですが、新しい端末では何かまた不便だと感じる部分があるわけでして。
 これが日立の良いところでもあり、悪いところでもあるってことでしょうか。
 
 それで前置きが長くなりましたが、先ほどの記事を見ている限り、今後のKDDIは800MHz帯をベースにし、2GHz帯で高速通信を行うようなサービス形態にしたいらしいですね。
 
 800MHz帯と2GHz帯の違いは、周波数が違います...というボケはやめまして(ぉぃ、電波の性質として周波数が高くなればなるほど直進性の性質を持つようになります。逆に言えば、2GHz帯より800MHz帯の電波は曲がりやすいです。
 
 これにより、どの様な現象が起こるかというと、2GHz帯を使用しているサービスというのは電波の状態が800MHz帯より悪くなります。(基地局の数の関係もあり一概には比べられないのですが、)DoCoMo PDCとFOMAを例に取ると分かるかと思います。山岳地帯やコンクリート製の家だと2GHz帯を利用すると、電波が曲がって入ってこないので電波の状態がどうしても悪くなってしまうのですね。
 
 では2GHz帯を使用することにより悪いことだらけかというとそうではありません。次世代携帯が2GHz帯を利用する一つの理由に大容量のデータを通信できるというメリットがあります。大容量のデータを送受信する必要があるので、電波の直進性を考えても次世代携帯は2GHz帯を利用したいわけです。
 
 あと、もう一つの理由として、今までのサービスを突然廃止し、新たなサービスにすることが出来ないため、その繋ぎ(?)として2GHz帯を利用しなくてはならないという理由もあります。
 auはauデジタルを早い段階でサービス停止し、cdmaOneとCDMA2000の二つに絞ってしまったので、auデジタルの周波数が空きとなっています。そこにCDMA2000のサービスを導入すればかなりおいしいという結果になりますね。
 DoCoMo的には「auは少しずるい」らしいですが(笑)
 
 あと、今回の記事で気になるのは、UIM(User Identify Module)カードを端末に組み込むということでしょうか。
 
 UIMカードとは、電話番号やEメールなどの個人情報をICカードに記録しておくことで、UIMカードに対応している他の携帯端末に自分のUIMカードを差し込むと、その携帯端末を自分の電話として利用できるシステムです。

 日本国外では既に導入されている国があるのですが、日本はインセンティブ制度との兼ね合いもあり、あまりキャリア側が乗り気でなかったのがあるのでしょうか。UIMカードのシステムが標準搭載になると、機種変がもの凄く楽になるのですが、問題は携帯端末が盗まれてしまうと自分の端末かが分からなくなってしまうらしいです(笑)
 でも、携帯端末が盗まれてしまう問題に関しては、UIMモジュールではなく携帯端末側にMACアドレスのような物理アドレスを仕込んでおけば問題ないような気もしますが、現状ではその当たりどうなってるんでしょうな。誰か国外UIMカードの現状を知っていたら教えて下さい。
 
 DoCoMoに対するauの逆襲はまだまだ続きそうです。

 CNET Japanによると、KDDI、95円で24時間使いきりのEZナビウォーク料金プランを発表とのこと。
 
 最近auの勢いって凄いですね。
 
 auって技術的には素晴らしいものを持っていたのに、なかなか人気が出なかった理由として、技術ヲタっぽい場所があったと思います。例えば、auのメールは送受信が遅いと言われていますが、それはIMAPを利用してるからです。
 IMAPを利用すると、メールサーバ上でメールの整理ができ、非常に便利です。元々はパソコン用の技術なのですが、auは便利さ故にこの技術をauのメールシステムに導入しました。ダイヤルアップのときにメールを送受信した方は分かると思いますが、56Kbps前後の速度でメールの送受信するとPOPやSMTPですら重いんですよ。それをパソコンより能力の少ない、そして64Kbpsしか速度が出ない携帯でメールの送受信しようと思えば当たり前なわけですね。「高機能だけどその重いのが良いんだよデヘデヘ」じゃ一般ユーザついて行けません。
 一方DoCoMoやVodafoneはauに比べメールの送受信が早いです。これは携帯に特化した分なせた業だと思います。しかし、E-mailの定義を考えるならばあれはE-mailとは言えません。宛先にCCやBCCを使えるのはauだけだった訳ですが、パソコンに詳しくない人は利用方法が分からないという(笑)
 
 もう一つ、auが苦しかったのは、auデジタルとcdmaOneという2つの方式を持っていたからだということもあります。減少傾向が続くauデジタルという旧システムの携帯方式を維持しつつ、新しいcdmaOneを普及しようとしなければ行けないので、auデジタル解約者がDoCoMoやJ-Phoneに回ってしまう弱点がありました。しかし、auデジタルという旧システムを先に無くしたおかげで、今auってCDMA関係にもの凄く力を入れること出来てますね。DoCoMoやVodafoneとってCDMAって今から導入しなくては行けないので、auが数年前から始め今は既に終わってる旧システムの共存と新システムへの移行を今大急ぎでやらないといけない訳ですね。
 cdmaOneが出始めたときの問題点をそのままFOMAが引き継いでくれちゃった感じで、最近こそだいぶ落ち着いてきましたが、電池の持ちが悪すぎやら電波最悪やらというのは新システムが出たときの典型的なお話です。
 
 さて、前置きが長くなりましたが(笑)、さらに技術解説をしますと、これってGPS携帯の延長版ということですね。
 GPSはカーナビでご存じの方いらっしゃると思いますが、絶対ずれない時計を人工衛星、地上のGPS対応端末両方に用意しておき、複数の人工衛星から出た電波の遅延時間を計測することにより現在いる位置を世界中どこにいても導き出せるシステムです。元々はアメリカ軍が世界中どこへも正確にミサイルを撃てるように開発されたシステムで、GPS対応機器はその電波を無断借用してます(笑)
 無断借用と言っても、軍事用システムのため電波に誤差成分が入れてあり、一般用機器では多少のズレが生じるようになっています。最近スクランブル電波が多少減らされた関係上GPSの精度が上がっているようですが、auの携帯で計測すると、やっぱり正確な位置とは言えないくらいずれてるときもあります。これはGPSシステム自体の誤差以外にも、GPS衛星は日本のためにおかれているわけでないのでビルや山岳部などでは電波が受信しにくくなるという理由があります。そのために日本は準天候衛星という日本独自のGPSシステムを構築しようと思っていますが、ロケットの打ち上げに手間取っていてまだ全然準備が出来てません。早くロケットの改良済ませろ>日本
 
 さて、ここからが本題です(笑)
 今までのEZnavigationでは、ただ現在地の画像が表示されるだけだったのですが、今回のEZナビウォークは現在地から目的地まで車のための"カー"ナビならず人のための"人"ナビという点が面白いですね。問題は精度がどのくらいまで良いかということが問題ですが都市部ならば問題ないですかな。
 料金ですが、月極(げっきょくと読みたい)315円と210円に加え、今回の記事で書かれてる24時間で95円というコースで出来るみたいです。普段は2回も3回も使わないのに210円は高すぎると思ってる人のためのコースと考えると95円コースも悪くないのではないでしょうか。
 
 a u 必 死 だ な ( w と言われ、auがDoCoMoのシェアを超えるぐらい頑張って欲しいものです。