続:プロバイダ(ISP)変更検討

あれだけ前の記事でauひかり押しの内容を書いたのに加入しなかった俺。
結論から言うと加入できませんでした。


auひかりを加入する場合、以下のような壁があるようです。

1.対象エリア
Bフレッツよりエリアが狭いというだけではなく、auひかりの対象地区であっても、特定のエリア・特定の番地のみ対象エリア外になることがあるようです。
auひかりを利用するには、KDDIが近隣まで敷設した光ファイバーの親線から端子函(たんしかん)を経由して加入者の建物まで敷設します。
申込者の建造物に続く電柱の使用許可が地権者より降りなかった場合や、以前のKDDI工事で騒音や工事車駐車への苦情があった場所は対象エリアから外し、敷設工事ができないとのことです。

2.建造物の階数制限
auひかりの場合、建造物が電柱より高い建物(つまり、4階建て以上)の場合、サービス不可だそうです。
利用階の階数ではなく、建造物の階数が関係しているのですが、電柱より高い場所への線の敷設は禁止する規則でもあるのでしょうか?
後述するBフレッツは大丈夫だったのですが...
ただし、集合住宅でマンションタイプを利用する場合は、集合住宅内に設置する中継装置を利用できる為、サービス可能とのことです。

3.集合住宅にauひかりホームタイプは不可
理由が不明ですが、3階建以下の集合住宅でもauひかりホームタイプは不可という条件があるそうです。
auひかりマンションタイプは集合住宅の管理会社または大家が導入しない限りは個人で申し込むことはできません。

今回は上記2と3の条件に引っ掛かり、断念せざるを得ませんでしたorz
新居は新築の賃貸物件なので、大家さんがインターネット回線を自由に選択できるようにしたのですが、その自由度の高さがauひかりの導入を難しくしてしまっています...
仕方ないのでBフレッツでプロバイダの調査をし直しました(;_;)


さて、前回の日記では書いていませんでしたが、プロバイダの選定はISP規制情報というサイトを利用しました。
何の規制なのかについてはお察し下さい(待)
この中で規制が少なく、自分の対象エリアで絞り込み良さそうなプロバイダを検討しました。

auひかりの場合、@TCOMとau one net(旧DION)が残りました。
付帯サービスを比較した結果、追加メールアドレス、ホームページサービスが無料で提供されていたau one netを選択しました。

Bフレッツの場合、So-netとOCNが残りました。
付帯サービスを比較した結果、追加メールアドレス、ホームページサービスについては両社共に無料で提供されています。ほぼ同等の付帯サービスを提供しているので、最終的にはカカクコムでのキャッシュバックが高かったOCNを選択しました。

BフレッツとOCNの申し込みをした結果、3月中に開通する目処が経ちました。
同じマンション内で他の方がBフレッツを利用されているようで、工事も大掛かりにならずに済むようです。
そんなわけでネットがないと生きていけない俺の生命線が確保できました。


最後に、auひかりとNTT Bフレッツの申込時の応対について書きたいと思います。

・auひかり
3/8(土):夕方にauショップへ訪問。集合住宅での条件(その時点では詳細に知らなかった。この後にググって色々判明した。)があり、auひかり担当者でないと敷設可否を判断しかねるとのことだった為、保留扱いに。後日、担当者から連絡するとのこと。
3/9(日):連絡なし。営業日ではない為、仕方がない。
3/10(月):連絡なし。色々忙しい時期だから、仕方がない?
3/11(火):連絡なし。もしかしてやる気ない?
3/12(水):昼過ぎにやっと連絡があり。
→auひかり担当者から、auショップで配布されたauひかりパンフレットを拝見したか(YES)、質問事項があるか(特になし)を聞かれました。その後「auひかりは如何ですか?」の質問があり、一瞬固まりました。
auショップで俺が依頼したのは、集合住宅で色々条件があるが、auひかりホームタイプをマンションで利用したいので、利用可能かどうか調査して欲しいという話だったんですが...
話を進めると、担当者から「4階建の集合住宅なのでマンションタイプの扱いになります。」という意味不明な回答があり、最終的には「マンションタイプを敷設していない集合住宅なのでお取り扱いできません。」との回答でした。

連絡が遅い、調査不足丸出しの発言、そしてサービス提供不可のことについて担当者から誠意がこもった謝罪がない。
提供エリアにしても、敷設条件にしても、コールセンタの応対にしてもやる気が無いのにこれでBフレッツと戦うなんて色々な意味で無理だなと感じました。

・Bフレッツ
3/8(土)~3/10(月):auショップ後にググった時点できな臭かったので、Bフレッツの場合のプロバイダも調査。
3/12(水):auひかり担当者からの回答に愕然としたが、事前調査のかいがあり、帰宅後にBフレッツとOCNを申し込む。
3/13(木):OCN担当者から昼間に連絡あり。本人確認書類の送付を依頼された。
3/14(金):朝に依頼された本人確認書類を電子メールで送付。昼前に本人確認完了の連絡と最短工事日の回答があった。その後、大家(管理会社)へ連絡し、Bフレッツ工事についての施工条件を念のため確認。大家からの説明について必要な情報はOCN担当者にも伝えた。
3/17(月):OCNから会員登録証が到着した。発送日は3/14(金)となっていた。

加入申込や本人確認書類メール送付後の連絡が半日でありましたし、会員登録証も即日発行され、送付されてました。
これだけのスピード感だと逆に感心しますよね。


そんなわけで、auはグダグダ、NTTは仕事が早かったという結末で今回の記事を終わらせたいと思います。