「携帯電話」と一致するもの

2016/11/13:加筆修正しました。
2017/01/15:加筆修正しました。

物件探しを初めて色々気付いたことがあります。
何も知らないまま家探しをすると営業のカモにされると。
ノルマもあり、利益を出すために物件を売ろうとしている本職の営業さんと話すのに、何も知らないまま家探しを進めれば、美味しく料理されてもおかしくないですよね。

ただ、物件の購入というのは、殆どの人が一生で一番高い買い物になるかと思います。
そこで、不動産物件を色々見た上で気付いたチェック観点をまとめてみましたので、ご参考までにご覧ください。

なお、以下のチェック観点は新築一戸建てを探す際に気付いたことを記載しています。
中古物件やマンション物件を探す際には別の観点が必要となる可能性もありますのでご承知おきくださいm(_ _)m


◎物件チラシ
・敷地の形を確認する。
四角に近い土地の方が結果的に使いやすい間取りとなる。
・敷地周辺の道路を確認する。
敷地周辺の道路に自信があると敷地周辺の公道部分を大きく載せている。
逆に自信がない物件は敷地直近の公道と公道幅しか載せていない場合がある。
・物件住所からGoogleストリートビューで確認する。
物件周辺の雰囲気を事前に確認することが可能。
Googleストリートビュー専用車の巡回時期にもよるが、以前の物件や建築中の物件を確認することが可能。
・用途区域を確認する。
都市計画法では用途の混在を防ぐ為に用途区域が指定されている。
例えば、第一種低層住居専用地域は、2~3階の一戸建てやアパートはあっても、通常コンビニは建てられない。
逆に、準工業地域は住宅の近くにコンビニを建てられ、買い物環境としては便利であるが、工場が近くにあり、騒音を許容しなくてはいけない場合がある。
用途区域の情報については「用途区域マップ」で検索可能。
・土砂災害警戒区域の有無を確認する。
物件価格が周辺より安いと思ったら土砂災害警戒区域と小さな文字で記載されているチラシがあった。
・送電線の有無を確認する。
物件価格が周辺より安いと思ったら、高圧電線が上空を通過しており、空中権が設定されていると記載されているチラシがあった。

◎物件周辺
・ゴミ置き場はどこにあるか。
家の前がゴミ置き場だと売買時の価格に影響する。
・ゴミ置き場はきちんと管理されているか。
アパート居住者と同じゴミ置き場は管理がいい加減になる。
また、駅までの通勤経路上にあったり、人や車の通りが多いところに面しているゴミ置き場は不法投棄の可能性が高くなる。
・学校が近くにあるか。
学校が近くにあるとグラウンドからの砂埃で窓、床、壁が汚れやすくなる。
また、学校に近すぎると子供の声やチャイムの音が気になる。
・嫌悪施設(墓、高圧電線、宗教施設、ドブ川等)が近くにあるか。
売買時の価格にも影響する。
物件価格が周辺より安いと思ったら高圧電線が上空にあり空中権が存在する物件だったことがあった。
・(近くに空港がある場合)飛行機の騒音はどの程度か。
・(近くに線路がある場合)鉄道のジョイント音や振動はどの程度か。
・(近くに大きな車道がある場合)車の騒音や振動はどの程度か。
交通機関の騒音は、昼間は気にならなくても夜間に気になる場合もあるので注意。
音の屈折の関係で、夜間の方が音が聞こえやすいこともある。
線路や道路が近くにある場合、鉄道やトラック通過時の振動が伝わる物件もあるので就寝時間を想定して振動の有無を確認すること。

◎物件周辺の車道~物件
・最寄駅や最寄バス停から物件までの道の起伏が激しくないか。
不動産屋の営業車で回ると起伏を感じず、見栄えが良い道で案内されている可能性あり。
・物件周辺の車道から物件まで運転しやすい道であるか。
古い物件が混在する地域だと4mに満たない2.7mや3.6m幅が混在する公道があり、狭い場所は運転が大変。
歩いているときは十分に見えても、電柱で更に狭くなっている道もあるので注意。

◎駐車場(車を所有する場合)
・(駐車場なしの物件ならば)近隣に月極駐車場を借りることが可能か。
・(駐車場ありの物件ならば)車の出し入れがしやすいか。
・駐車スペースは車の出し入れしやすいか。
渋滞が多い車道やスピードを出す車が多い車道だと車の出し入れが大変。
・駐車後に運転席のドアから出やすいか。
玄関等の都合上、駐車後に助手席側のドアから出ないと不便になる間取りをしている物件がある。
・駐車場の路面や壁面にクラック(割れ目)がないか。
必要に応じて補修するよう指摘すべき。特に新築物件ならば。

◎レンタカー/カーシェア(車を所有しないが、利用する機会がある場合)
・物件付近にカーシェアのステーションがあるか。
・物件付近にレンタカーショップがあるか。

◎周辺施設
・最寄スーパー、コンビニ、ドラッグストア、病院、床屋/美容院となる場所はどこになるか。
・帰宅時に通る道沿いにスーパーやコンビニがあるか。
・図書館、公民館があるか。

◎通勤
・物件から最寄駅や最寄バス停まで徒歩何分か。
1分間80mの計算ではなく、自分の歩く速度による実測で。
・物件から会社までの通勤時間は妥当か。
・帰宅時に歩くと街灯がない道や危険な道はないか。
・通勤経路に急な階段や起伏はないか。
・(帰宅が遅い人は)帰宅時間帯に営業しているスーパー、コンビニ、飲食店が近くにあるか。

◎外観
・1階部分より2階部分が広い物件ではないか。
2階部分が出っ張っている物件は構造上アンバランスなので地震に対して弱い。

◎敷地内
・植物を植える場所があるか。
・隣の敷地から草木が入り込んでいないか。
管理されていない草木があると落ち葉や害虫のトラブルが発生する可能性あり。
・水栓柱(外の水道)があるか。
ほとんどない物件が多かったが、あれば靴洗い、洗車、散歩後のペットの足洗い等に便利。
ただし、水栓柱の場所によっては、知らない人に勝手に使われる可能性がある。
・敷地内で水道管、排水管、ガス管などがむき出しになっていないか。
工事中なら問題ないが、工事後の状態で埋設されている箇所の配管がむき出して放置されているのは問題あり。

◎公道~玄関
・段差はあるか。
骨折をした場合や高齢の両親と同居の場合などバリアフリーの観点。
・階段はあるか。
キャリーバッグ、スーツケース、重い荷物の運搬が楽にできるかどうかの観点。
家具や家電の搬入(追加料金が必要)にも影響がある可能性あり。

◎玄関
・下駄箱の収納は十分か。
女性の靴の数は男性が必要な数より多い。
・コートを置ける場所はあるか。
雨の日に濡れたコートを玄関より先に持ち込まなくて済む。
・傘を置ける場所はあるか。

◎リビング
・窓から十分な光が入るか。
・隣の家の窓と向き合っていないか。
曇りガラスにしたりカーテンを締め切る必要があると、窓からの光量が減る。
・窓を開けたときに風通しが良いか。
・使いやすい間取りとなっているか。
テレビ、ソファー、テーブル、棚を設置したときのイメージが付くか。
・コンセントやアンテナケーブルの位置はどこにあるか。
・ガス暖房用のガス管はあるか。
・床暖房設備はあるか。

◎台所
・ガスコンロの数。
2個より3個の方が同時に調理しやすい。
・浄水機能付きの蛇口であるか。
メンテナンスが必要だが、調理と水洗い時に水を分けられる。
・冷蔵庫や食器棚を置ける場所は十分か。
間取りが悪いと置くのに苦労する。
・食器洗い乾燥機が設置されているか。
ない場合、食器洗い乾燥機の設置スペースがあるか。

◎トイレ
・狭くないか。
安い物件や3階建て物件だと狭いトイレとなっている場合がある。
・圧迫感がないか。
・ウォシュレット付きか。
・トイレ用品を置ける棚があるか。
・各階にトイレがあるか。

◎洗面所
・何階にあるか。
最近は2階に水回りがある物件もある。
・バスタオルを置ける棚があるか。
格納場所がない場合、タオル用の棚やつっかえ棒により場所を確保できるか。

◎洗濯機
・ベランダと同じ階にあるか。
最近は2階に水回りがある物件もある。
・洗濯機置場の台があるか。
最近は排水の水漏れがしにくくなってる為、洗濯機置場と洗面所の床の区別がない場所もある。

◎風呂
・何階にあるか。
最近は2階に水回りがある物件もある。ベランダと同じ階にあると洗濯後の衣類の移動が便利。
・浴槽にテレビが付いているか。
・浴槽の床が冷たくならない構造のものであるか。
テレビや冷たくならない床があれば付加価値になる。
・風呂を覗かれるような構造になっていないか。

◎窓
・物件から見える窓と隣の家の窓が向き合ってる場所がないか(リビング、風呂、トイレも含む)。
・隣の窓と向き合っている窓は曇りガラスとなっているか。
・雨戸や防火シャッターが付いている窓か。
・窓を開けたときと閉めたときで騒音がどれほど変わるか。
・カーテンレールの有無。
カーテンレールがない場合には追加工事が必要。

◎部屋
・洋室と和室の数は妥当か。
親世代との同居がある場合、和室があった方がよい可能性あり。
・備え付けクローゼットはあるか。
・備え付けクローゼットは十分な収納であるか。
女性の方がクローゼットの収納を必要とする。
・備え付けクローゼットが階段と干渉していないか。
クローゼットの扉を開くと下半分が階段スペースで取られていることがある。
・備え付けクローゼットとドアが干渉しない構造となっているか。
・ベッド、机、タンス、本棚、テレビを設置したときに十分なスペースがあるとイメージできるか。
・勾配天井で圧迫感がないか。
日照権の関係で北側の部屋の天井が勾配になっている。
・ロフトや天井収納があるか。
・ロフトや天井収納のハシゴがドアや家具に干渉しない構造となっているか。

◎部屋の壁
・コンセントやテレビアンテナの位置はどこにあるか。
家具を設置した際に干渉しないかも確認する。
・エアコンの取り付け位置はどこになるか。
一軒家の場合、壁に室外機用の穴が空いておらず必要に応じて工事をして開ける。
・吸気口の場所はどこにあるか。
ハウスシック症候群対策で最近の物件には吸気口の設置が義務付けられている。

◎収納
・下駄箱、各部屋のクローゼット、押入れが十分な数とスペースが確保されているか。
収納が足りないと本棚やタンスを増設する必要があり、結果として地震時のリスク増加につながる。

◎ベランダ
・日当たりは良いか。
・洗濯物を干しやすいか。
ベランダがあっても干す用途にほぼ使えない物件があった。
・隣の家の窓と向き合っていないか。
・電柱や電線が目の前にないか。
・洗濯機から洗濯物の移動が大変ではないか。
3階建ての場合、洗濯機が1階でベランダが3階という物件もある。

◎通信環境
・携帯電話の電波が十分か。
基地局から山の影となる物件だと電波が悪い場合がある。
・(光通信希望の場合)光ファイバが利用可能なエリアか。
物件周辺の電柱に光ファイバ専用の端子函(クロージャ)が存在するかを確認できると簡易判定可能。
・(ADSL希望の場合)NTT交換局からの距離が近いか。
通信速度や品質に影響する。最近はADSLの選択肢は少ないと思いますが。
・ケーブルテレビが利用可能なエリアか。
・回線終端装置の場所から各部屋への通信は問題ないか。
電柱から引き込んだケーブルと回線終端装置(モデム、ONU、PON等)からルータを経由し、壁に穴を空けて有線LANケーブルを通すか、家の中心に無線LANルータを設置して対応するか。

◎子育て
・(乳児の場合)玄関付近にベビーカーの格納場所はあるか。
・(乳幼児の場合)入園可能な保育園や幼稚園が近くにあるか。
・通勤時や帰宅時に送り迎えがしやすい位置に保育園や幼稚園があるか。
・物件から小学校や中学校までの通学時間はどれくらいか。
・小学校や中学校の評判は問題ないか。
特に中学校は荒れてる学校ではないか。

◎ペット
・動物病院が近くにあるか。
・(犬の場合)敷地内に水栓柱(外の水道)があるか。
犬の散歩後の足洗に便利。
・(猫の場合)脱走しやすい作りとなっていないか。

◎リスク回避
・犯罪が多い地域ではないか。
・空き巣に入られやすい物件ではないか。
同じ自治体内でも繁華街とそれ以外で犯罪発生率が異なる場合がある。自治体により犯罪発生マップを公開している場所もある。
・河川の氾濫リスクがないか。
自治体提供の洪水マップで床下浸水、床上浸水、浸水後に水が引く時間を確認。
・土砂災害警戒区域でないか
崖や急な傾斜がある物件の場合、自治体提供の土砂災害マップで確認。
・地盤が安定している土地であるか。
河川の近くや埋立地は大地震の際に揺れやすい可能性あり。
地盤の情報については「地盤サポートマップ」で簡易的に検索可能。
・神経質な隣人が住んでいないか。
内見物件の近くで監視カメラが何台も設置されている家を見たことがあった。
レアケースと思いたいが、リスクヘッジの為に物件周辺の状況も確認する。
・隣接する物件や当該物件が心理的瑕疵物件ではないか。
事故物件公示サイトの「大島てる」で簡易的に検索するのも良い。

◎営業さんの売り方
・条件が悪い物件の後に条件が良い物件を案内する。
条件が悪い物件をいくつか見せられた後に、条件が良い物件を見ると、希望条件を満たさなくても印象が良いように見えてしまう。
そうならない為にも自分が欲しい物件の条件と希望エリアの相場を十分な時間を掛けて検討する必要がある。
・「人気の物件です」、「すぐに決めてください」、「他にも入居希望者がいます」のセールストークを使う。
人気のない物件でも使用している可能性がある。
人も物件もある意味ご縁。条件を悩む物件でこのフレーズを言われたら次の物件を前向きに検討するのもあり。
・「キャンセルがでました」のセールストークを使う。
他の人が購入しようとした物件は良いものだと錯覚してしまう。
自信にとって良い物件なのかどうかを慎重に検討する必要がある。
・「どこの不動産屋でも同じ物件を紹介できます。なので自社で購入してください」のセールストークを使う。
日本では不動産屋限定で閲覧可能なREINSという不動産取引情報提供システムがあり、REINSに掲載された物件はどの不動産屋でも照会可能なのは事実。
しかし、不動産業界には、売主からの売却時手数料と買主からの購入時手数料の両手取引実現の為、REINSに掲載しても他社からの照会には「交渉中で紹介不可」と答え、自社の客からの問合せのみ実際に物件を紹介する「囲い込み」という悪習がある。
また、売主から売却を急ぐよう圧力を掛けられている物件が不動産屋によって異なるので、同じ条件で希望しても、同じ物件を紹介してくれるとは限らないので注意。


如何でしょうか?
列挙してみるとかなりの観点がありましたね。

これだけチェック観点を書きましたが、人と同じで百点満点の物件を探すのは難しいです。
面倒だな…と思った方も多いと思いますが、その考えで良いと思います。
ただ、物件を探す際に、面倒なこれらの観点を意識して探してこそ、購入してから後悔しない物件に出会えるものと考えております。

チェック観点以外のネタもありますので、それらはまた別の記事で載せたいと思います。
乞うご期待!

数年前から変わったこと

数年前に比べ、世の中で何が変わったか考えてみました。

携帯端末は携帯電話ではなくタッチパネル式のスマホが当たり前になった。
携帯端末の通信が地下鉄の駅間でも可能になった。
自宅で録画したTV番組を外出先で見ることが可能になった。
スマホでバーコードを表示し、ポイントカード代わりにできるアプリの公開が増えた。
おサイフケータイに対応しているポイントカードや電子マネーサービスが増えた。
Windows XPがサポート終了。
ダイヤルアップ、ISDN、ADSLを聞かなくなり、FTTH(光通信)やモバイルルータが普及した。
.yokohamaみたいな不思議なTLD(Top Level Domain)が大量にできた。
WebサイトはHTMLタグから作るものではなく、ブログサービスを利用するのが当たり前になった。
音声認識(Google、Siri等)、音声合成(初音ミク等)の技術が使われるようになった。
Radikoサービス公開でノイズのないラジオを全国で聞けるようになった。
TVで「続きはWebで」とか「詳細は番組のサイトを」と言うのが当たり前になった。
MSN Messengerが終了し、SkypeがMicrosoftに買収された。
mixi、GREE、モバゲーが廃れる。
Twitter、LINE、Instagramが普及した。
SNSと言えばこれを使えば良いというサービスがなくなった。
スマホカメラでも十分と感じる人が増えた。
一眼レフデジカメにも動画撮影機能が付いた。
猫喫茶が普及し、飽和状態になった。
ネコノミクス(猫を出せば話題になったり買う人がいると認知された)。
訪日外国人が増えた。
ホテルの宿泊料が数年前に比べ1~3割高くなった。
LED照明が普及した。
新幹線が増え、それに伴い並行在来線が地方自治体に払い下げられた。
東京メトロ副都心線、上野東京ライン、おおさか東線等、新線開業や乗り入れにより利便性が向上した。
カーシェアリングが普及した。
車の自動ブレーキ機能が現実のものとなり、自動運転も技術的に可能になってきた。
コンセプト居酒屋が増えた。
ブラック企業という言葉が認知されるようになった。
個人情報漏洩した際の件数が膨大になった。
地方の商店街の廃れ具合が半端なくなった。
設備老朽化に伴いサービス終了、廃業、建て替えという話を聞くようになった。
会社でシンクライアントが普及してきた。
会社で固定電話が撤去され、FMC(社外でも内線番号で通話できる技術)が普及してきた。

書いてみると色々ありますよねΣ
数年前から変わったな~ということについて、皆様もどのようなものを思い浮かべますか?

イタリア旅行の感想徒然

2014年10月にイタリアへ旅行しまして、気付いたことをまとめてみました。
他に気付いたことがあったら加筆修正するかもしれません。


•空港と飛行機編
入国審査はパスポート確認すらなかった。日本人だと顔パス?
出国審査でもスタンプ押されなかった...
アリタリア-イタリア航空は酷すぎる。日本の空港なのに搭乗手続端末がイタリア語と英語のみ。しかも、帰国時のマルコポーロ国際空港では3台ある端末のうち2台が使用中に故障した。
アリタリア-イタリア航空のテレビでは日本の映画が2本しかなかった。行きは「そして父になる」と「魔女の宅急便(実写版)」、帰りは「テルマエロマエ2」と「魔女の宅急便(実写版)」。選択が微妙すぎて困る。
アリタリア-イタリア航空はロシア上空の通過許可を取る前にローマ-成田路線を開設した為、ローマ-カスピ海-アラル海-中東-中国-韓国-京都-大島-成田空港と言う不思議な経路を飛行する。

•街中編
街灯はナトリウム灯主体なので、夜の街は白くなくオレンジ色に見える。飛行機の上空からでもオレンジ色に見える。
イタリアでは英語が通じる。英語の補助説明も多い。フランスでは英語の補助が全くなかったのでかなり楽。
舗装道路に比べ石畳は疲れる。履き慣れた靴なのに靴擦れした...
ローマやベローナでは、掘ると遺跡が出てしまう為、基本的に地下に構造物を作れない。可哀想のになると、家を改修する為に発掘調査が入ったら教会跡が発見され、家が取り壊しになったとのこと。

•自動車道編
高速道路は都市部を除き高架ではなく、地方でも盛り土ではなく、畑と同じレベルで建設されている。まだ都市部や山間部でもない限り、直線の道がずっと続く。
イタリアでは毎日どこかしら高速道路の集中工事している。
イタリアにもTELEPASSと言う日本のETCと似ているシステムがある。ただし、TELEPASSは毎月の利用料がかかる為、トラックや観光バス等の利用者が主体とのこと。
駐車スペースを最大限確保する為、ローマではサイドブレーキを引かない。前後に車があったらバンパーでぶつけながら場所を確保する。

•鉄道編
赤い車体のユーロスターが走行している。
駅のデザインは伝統的な建造物か、新しい駅はハイカラな感じ。流石はデザインから入る国。

•観光編
日本みたく6000円のホテルなんぞない。150ユーロ(約2万円)くらい支払わないとホテルがない。その価格でも日本のホテルの方が便利。
パッケージ旅行だと優遇があるので便利。バチカン市国の入国や、ミラノのドゥオーモ教会の専用エリア見学はかなり便利だった。
イタリアの有名な教会は観光すべき。日本では絶対に見られない規模の装飾、絵画、像、そしてステンドグラスが見ららる。
カプリ島の青の洞窟は行くべき。あの光景は本当に感動する。波が高いと入れないが、温暖化で海面が上昇している為、今後どんどん入れない可能性が高くなる。
ピサの斜塔はやはり斜めってる。塔の中を歩くと斜めってるので不思議な感覚に襲われる。
ベネチアは高い方のプランだと本島に泊まれ、安いプランだとベネチアの手前の工業地帯にあるホテルになる。
ベネチア本島のホテルだと観光客が押し寄せる前の朝のベネチアや市場を散策でき、面白い。また、ベネチアは薔薇売りや乞食が少々いるだけで安全。ただし、自転車や車の使用ができず、生活物資、スーツケース、ゴミ等の物流を船に頼らざるを得ないベネチアは物価が高い。

•防犯編
スリが多い。
鳩豆売り、インド人っぽい薔薇の花売り、勝手に腕に付けようとする黒人のミサンガ売りに注意。しつこい奴もいるので明確に「いらない」と言うことが必要。
路地にいる黒人のバッグ売りは偽物なので注意。何故かいつもバックを置いたり動かしたりしている。
身なりの悪いジプシーにも注意。イタリアにも少年法があり、未成年のガキに盗まれて捕まえたとしても、警察で2時間説教されて釈放される為、親が盗むよう指示していることがある。目の前で遭遇した酷いジプシーは、大理石の像に成りすます芸をやってる人の小銭入れから小銭を盗んでた。
麻薬中毒者更生の為の署名を依頼する人に注意。署名中にスリが来る。
杖をついた乞食の近くを歩くときはスリに注意。人の流れが悪くなるのでスリが狙ってる。

•食事編
イタリアではケチャップではなくトマトソースを利用している。
水が貴重なイタリアでは水が高い。水が高い反面、ワインが安い。
ミネラルウォーターの値段は日本の2~5倍。炭酸水の販売が多く、注文時は炭酸の有無の確認が必要。
イタリアではハムとクロワッサンの種類が豊富。ホテルでも3~4種類の提供があった。
イタリアのレストランや喫茶店では立ち飲みの場合と座った場合の金額が異なる。座った場合は席料が加算された金額となる。
日本のように注文したらすぐに食事が提供されることを期待してはいけない。予約時間に到着したのにコース料理が30分後に提供されることがある。

•お手洗い編
イタリアでは基本的にトイレは有料。喫茶店やお土産屋はサービスとして無料でトイレを利用できているに過ぎない。
無料の公衆トイレもないわけではないが、女子トイレも含め便器に便座がないところがある。
防犯上の理由(?)からか男子トイレでも小便器がなく、個室のみのところがある。
ホテルのトイレ等でトイレットペーパーの設置位置がおかしいところがある。体をかなり拗らないといけないところにトイレットペーパーがら設置されている。
日本式のウォシュレットは普及できない。水が硬水の為、ノズルにカルシウム等が詰まってしまう。
浴槽にある長い糸は換気扇スイッチではなくアラームなので注意が必要。換気扇は電灯スイッチと連動している。また、ヨーロッパは乾燥しているので、風呂場のドアを開けたら乾燥する。
ティッシュが浴槽にしか設置されていない。乾燥している気候だから湿気は気にしてない?

•買い物編
デザイン重視で実用性がない品物も多いが、デザイン主体で物が作られるからデザインが良い物が多い。
革製品の関税の関係で同じ品質のものが3分の1の価格で購入できる。その話を聞いてコートを買ってしまったorz
ベネチアングラスは職人が吹いて作り、デザインが綺麗。買うつもりなかったのに買ってしまったorz

•添乗員から聞いた話編
現地添乗員でない場合、特定の国に行くとは限らないとのこと。
最近は添乗員の成り手が少なくなってるとのこと。給料が高くなく、ハードだからとのこと。旅行好きな人だと訪問先を行き尽くして3年程度で辞める人が多い。接客が好きな人か辞めると職がない年代の人が多いとのこと。
8日の旅行案内に事務手続き約2~3日で1回10日拘束されるが、繁忙期は月3回海外へ行く為、休みがないとのこと。
海外での連絡用にイギリスの携帯電話を所有してた。団体割引で安いからとのことだが、モベルと言う会社(イギリスの携帯電話番号を持つだけなら維持費なし。俺も海外研修の際に利用した)を利用している可能性が高い。

•その他
時差はほとんど感じなかった。体力的にハードだったけど日本にいるより睡眠時間取れてるって悲しいorz
イタリアのぬこたんもかわええ(≧∇≦)


•結論
イタリア万歳、日本万歳、猫万歳\(^o^)/

災害用物資を確保する

大地震の際に支援物資が届き始めるまでの期間は3日間と言われています。
逆に言うと、3日分の物資は確保しておかなければいけません。

微妙な備えはしていたのですが、3.11から1年を過ぎ、我が家でも本格的に災害用物資を準備しようと思い立ちました。
色々通販サイトを調べてみると、3日間に必要な非常用物資がセットになっているものを8,000〜10,000円で販売しています。
内容物を調べてみると、以下のようなものがセットになっていました。

・アルファ米×9食分
→水なら30分、お湯なら15分でご飯に戻せる乾燥米。白米だけでなく色々な混ぜご飯も発売されているので、好みに合わせて選択するのも可。
・水500ml×9本
→朝昼晩各1本を3日分。アルファ米に使用すると、飲み水として使用できるのは限られる?
・カンパンの缶詰×3缶
→1日1缶。カンパン+氷砂糖のような伝統的な組合せの缶だけでなく、最近はコアラのマーチ、グリコ、ビスケット等のお菓子缶も販売されている。
・懐中電灯×1本
→停電対策として。最近は省電力のLED懐中電灯(ランタン)やソーラーパネル付きのものが多い。
・ラジオ×1台
→停電時でも大津波警報を知る為に電池式、またはソーラーパネル付きのラジオが望ましい。
・太陽光充電器×1台
→停電時でも携帯電話を充電できるようにする為。太陽光だけでなくUSBからも充電できるものだと通常時も使用できて便利。
・マスク×20枚
→粉塵が多い中を歩く際に必須。
・軍手×2双
→瓦礫や散乱した室内を片付ける際に手の怪我を防止する。
・携帯用ポリタンク×1個
→給水車が来たときに水を確保できる。未使用時は折りたためるものが望ましい。
・ウェットティッシュ×1組
→断水していると手が洗えない。枚数が多いものならば、風呂代わりの体拭きに使用可能。
・水を使わないシャンプー×1本
→我慢できない頭のかゆみに有効。
・簡易トイレ10組セット×1個
→食料を優先して確保しがちだが、断水時の対策として必須。
・エマージェンシーキット×1組
→包帯、絆創膏等の怪我対策キット。救急箱で代用可。
・上記をしまうカバン×1個
→家の中で使用していないキャリーバッグや丈夫なリュックがあれば代用しても良いが、瓦礫が散乱した道を歩くことも考えると、荷物の重さが分かるリュックの方が望ましい。

他にも電池の備蓄、泥水を浄化して飲めるストロー、お湯を湧かせるキット等もありました。

1人の3日分でも結構な量になることが分かります。
水だけで4.5L=4.5kgになり、それ以外の物資が3.5kgだとしても合計で8kgの分量になります。
4人家族だと合計で32kgにもなりますね...

今回、我が家では非常用物資セットを購入せず、各非常用物資を別々に購入し、ダンボールと使用しないキャリーバッグに分けて保管しました。
非常用物資セットだと、既に購入してある物資がダブってしまう為です。また、分散して保管することも地震対策の一環です。

しかし、数年後に問題になるのが賞味期限。
非常食として発売されているものであっても、賞味期限は5年程度のものが多いです。
また、非常用食料に特化したカンパンの缶詰、コンパクトだけどスニッカーズ並みに濃い味の食品等が賞味期限を迎えても、食べてくれる人が誰もいないということに繋がります。
その為に、今回、アルファ米は家でご飯がないときに流用しても美味しい混ぜご飯を、カンパンの缶詰はお菓子の缶詰を購入しました。

このように、めまぐるしい努力をして非常用物資を準備したのですが、ググったところ、最近は非常食を定期的に宅配してくれるサービスがあるようです。

非常食定期宅配サービス yamory -ヤモリ-

契約すると、半年ごとに非常食セットを27cm×39cm×16cmのダンボールで届けてくれるそうです。
半年ごとに新しい非常食セットを提供する前提なので、内容物はレトルトカレー、おかゆパック、缶詰、野菜ジュース、水のペットボトル等の一般的なものです。そして、新しい食料が届いたら、古い食料は普通の食事として消費してしまえば良いのです。
この様なサービスを使えば、非常用食品以外を自ら確保すれば何とかなりますよね。

金額は自動契約プランだと月額720円になるようです。
非常食を確保する面倒さがなくなり、半年分(4,320円分)の食料は、半年後に"普通に"利用できること等を考えると、決して高い金額ではないかと思います。
今回、非常食定期宅配サービスを試した結果を紹介している訳ではないのですが、月額720円の"保険"として加入するメリットがあるとお考えの方は、是非人柱になり、感想レポートをお願いします( ̄∇ ̄)ノ♪

※非常用食品を製造している人メーカーの人から聞いた話ですが、3.11の震災以降、工場がフル稼働だそうです。
企業や自治体の備蓄食料納入の時期の関係上、以前から期末近くは繁忙期らしいのですが、最近だと5月に注文しても納品が10月以降の状況だそうです。
備蓄食料が増えてることは良いことなんでしょうけど、できれば使う日が来ないことを祈るのみです...

東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)直後の話題ですが、ふと思い出したので書き込んでおきます。

ご存じの通り、3/11(金)の地震の次の月曜日は、通勤がかなり混乱していました。
そんな中、乗客過多による安全確認により東急線が全線で運転見合わせを実施し、とある駅で身動きが完全にできなくなってしまいました。

9時までに出勤できないことが確定となってしまったので、携帯で会社に連絡しようとしましたが、規制が掛かって通話できません。発信規制のアナウンスか流れるか、発信直後に呼損(ツーツーツーって奴)しますからね
そもそも、神奈川県内のJR線が運転見合わせをしている状況で、東急線が運転を見合わせた為、通常では考えられないくらい通話が増えてましたからね...

しかし、iPod touchにアプリをインストールしていることを思い出したんですよ。普段からPocket Wifi(モバイルルータ)を持っている為、iPod touchとPocket WiFiがあれば、インターネット通信可能です。
「もしかして?」と思い、その場でクレジットカードを取り出し、Skypeクレジット(Skypeから通話可能にする機能)を1500円分購入しました。

iPod touchとPocket WiFiを使って通話してみましたが、普通に電話が掛かりました!
iPod touchだとマイク付きイヤホンを使って話すことになりますが、Pocket WiFiでの使用でも音質や遅延が全く気になりません。

携帯電話の通話が難しい状況になっても、無線LANやPocket WiFi等の通信機能が使えるならば、iPhone、iPod touch、AndroidのSkypeアプリはかなり有効であることが分かりました。スマートフォンをお持ちの方はSkypeアプリをインストールし、Skypeアカウントを事前に取得しておくと良いかも知れません。
ただし、Skypeクレジットの購入はPayPalアカウントかクレジットカードが必要です。また、Skypeクレジットの有効期限も180日(約半年)となっていますので、購入するタイミングにはご注意ください。

ちなみに、Skypeアプリから自分の携帯電話へ発信してみましたが、発信者番号通知は"通知不可能\"と表示されました。