「情報処理技術者試験」と一致するもの

FP3級受験予定

2017年1月22日(日)のファイナンシャル・プランニング技能検定3級(FP3級)を受験すべく、先月金融財政事情研究会(きんざい)のサイトから申し込みました。

大学も就職先も情報系だった為、資格取得と言えばIT系ベンダ資格や情報処理技術者試験ばかりでした。
IT関係以外の資格に手を出すのは2004年に漢字検定3級を取得して以来となります。
それだけ珍しいことをしています。

背景としてあるのが、家探しです。
不動産カテゴリにあるように家探しに必要な知識はある程度学べたものの、社会人として、家庭持ちとして必要な不動産、金融、保険、税金、そしてライフプランニングに関する知識が不足していることをひしひしと感じました。
不動産、金融、保険、税金、ライフプランニングなどの知識を学習できる資格試験がないのかと探したところ、FPにたどり着いた次第です。

ネットワークスペシャリストの受験が終わった直後から書籍+スマホアプリで独習しています。
FP3級を学習してみると、自分自身の知識の無さに凹みますね。でも、学習を進めることで保険商品、控除、相続、不動産等々の知識を付けることができて面白いです。

ちなみに、FPの受験資格って注意…というかどのような認識を持てば良いのか気をつける必要がありました。
ほどんどの書籍やサイトにFP3級の受験資格はないと記載されていますが、それは間違えです。

FP3級の受検資格は、「FP業務に従事している者または従事しようとしている者」というのがあるようです。
きんざいの申し込みシステムQ&Aに記載されていますが、すなわち、FP業務に従事しておらず、従事しようとしてもいない方は、FP3級の受験資格はないということになります。
ただ、ミソになるのが、「FP業務に従事しようとしている者」という文言でしょうか。
10年後か100年後かはともかく、FP業務に従事しようとしていると頭の中で思っている方は受験資格があるということですね。
私も過去に取得した情報セキュリティスペシャリストやネットワークスペシャリスト等の資格を活かしつつ、FP3級に受かったらFP業務に従事したいなと、ちょびっとは考えているので、受験資格はあるようです。

こちらもFP3級を合格した際には勉強法を公開したいと思っています。

平成28年秋期ネットワークスペシャリスト試験に合格しました。

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平成27年秋期の情報セキュリティスペシャリスト以来の情報処理技術者試験合格です。
今回のネットワークスペシャリスト試験はA4用紙21枚+B5ノート20枚もの学習をしました。
10年近く取得したいと思っていた資格ですので、本当に感慨深いものがあります(´∀`)
平成28年度秋期ネットワークスペシャリスト試験終了の記事に載せた自己採点の結果以上に好成績だったので嬉しいです。
やはり配点割合や採点方法は公開されていませんが、午後試験の得点調整は実施してるのでしょうか?

そんな訳で情報セキュリティスペシャリスト勉強法の続編として、この記事では、ネットワークスペシャリストで役に立った書籍や情報を書き残したいと思います。

秀和システム - ポケットスタディネットワークスペシャリスト[第2版]
村山直紀さん著のポケットスタディ情報ネットワークスペシャリスト[第2版]が良かったので、ネットワークスペシャリストのポケットスタディも購入しました。
この書籍の良い点は、何と言っても、午後試験対策の速効サプリの章です。出題頻度が高い問題文に対して、どのように記述すれば良い回答となるのか記載されています。
脊髄反射的に回答できる訓練と、ネットワークスペシャリスト記述式問題でどのように回答すれば良いのかが分かります。

ネットワークスペシャリストドットコム
スマホやPCを使用し、午前II試験の4択問題を一問一答形式で学習できます。混雑している通勤電車でも午前試験の対策ができるのでオススメです。
ログインIDを作成すると過去に学習した4択問題の正解・不正解を記憶させておくことができ、不正解の問題のみ再学習することが可能です。

「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典
ネットワークスペシャリストだけの解説ではないのですが、特定の用語の概要を知りたいときに便利でした。

3 Minutes Networking
オチャメな助手としっかり者の博士の対話により技術が解説されています。
3分間で区切られていますが決して解説が省かれてる訳ではありません。ただ解説書を見るだけだと見過ごしそうな盲点を博士がつっこむことで解説されていることもあり、概要から知りたい場合に便利でした。

ネットワークエンジニアとして
ネットワークスペシャリストに関連する技術をググろうとするとヒットする割合が多かったネットワーク技術の解説サイトです。
問題に対する解答を見ただけでは足りなかった技術を参照しました。

ネットワークスペシャリスト - SE娘の剣 -
情報処理技術者試験の著書を出版されている左門至峰様がネットワークスペシャリストに関連する技術について女性SE成子と共に解説されています。
ここで公開されている記事を読み、不足している知識を学習しました。

TAC - ネットワークスペシャリストチャレンジパック
色々な書籍やサイトを見つつも、午後I試験と午後II試験の学習には足らないと感じた為、TACの通信講座に申し込みました。
ネットワークスペシャリストチャレンジパックには午前II試験と午後試験用の問題集の他、実力テストと模擬試験が付いています。
実力テストは決められた時期までに送付することで、その時期までの学習到達度が分かります。
模擬試験は自宅受験と試験会場での受験が可能だったので、試験会場を選択しました。
自宅受験だと集中力が散漫になってしまうのと、本試験前に模擬で集中力がどの程度持続するかを見ておきたいと思ってたので、試験会場での受験をオススメします。

情報セキュリティスペシャリスト勉強法の記事をお分かりになると思いますが、以前と学習のアプローチは変えてません。
文面を再利用できるくらい情報セキュリティスペシャリストの勉強法と同様のアプローチです。

ネットワークスペシャリスト試験を受験される方のご参考になれば幸いです。
平成29年春期はプロジェクトマネージャ試験で頑張りたいと思います!

半月ほど前ですが、平成28年秋期ネットワークスペシャリスト試験を受験してきました。

今回の受験会場は今まで経験がない公立の学校でした。
申込期間開始日に申し込んだのもあり、受験した教室は午前1を受験する人が一切いない、強者ばかりの会場でした。
IPAで公開されている午前2解答、およびTACより公開されている解答速報を利用し、自己採点した結果は以下の通りでした。

午前2:88点(22/25問)
午後1:76点(問1:44点、問2:32点)
午後2:68点(問1選択)

午前2の問15でWebSocketの特徴を回答する問題が出題されてましたが、それが午後2の問1に繋がっていたようです。
村山直紀著ポケットスタディ ネットワークスペシャリスト[第2版]のP12には以下のように記載されています。

「初めて見た」出題なら昼休みに要リサーチ。その用語が当日の「午後」に出る可能性も。

今まで見たことがなかった問題だったので、昼休みの時間にWebSocketについてざっくりと確認しておいたのですが、本当にその通りになりました。
ただ、WebSocketの詳しい仕組みまで学習する時間はなく、問2がIPsecの問題で自信がなかった為、WebSocketやSTUNの未学習範囲があっても、午後2では問1を選択せざるを得ませんでした。
これは終わったなという感じでしたが、上記自己採点の結果を見る限り、根本的にミスをしてなければ合格してるかという感じですかな?

午後試験の得点基準は不明瞭なところがあり、下駄を履かせているという話も聞いたことがありますので、あとは12/16(金)の合格発表を待つのみですね…

平成28年秋期情報処理技術者試験も1ヶ月を切りました。

9/18(日)は、3連休の間ですが、TAC公開模試がありました。
ネットワークスペシャリスト試験の力試しをすべく、本日午後2試験から受験しました。

受験しての感想は、今までに学習した範囲の内容が出題されており、今までの学習結果が無駄ではなかったと感じました。
ラスト10~15分は見直しの時間に利用できるのが大きいです。
ここで気を抜かずに、試験日直前まで学習を続けたいと思います。

さて、TAC公開模試ネットワークスペシャリスト試験を受験して、以下の内容は試験対策した方が良いと感じました。

・無線LAN:規格名、速度、使用帯域、1chの帯域幅、最高速度、WPS、プライバシセパレータ
IEEE802.11b/a/g/n/acと複数の規格があり、使用帯域、最高速度がまちまちなので、簡単だけど意外に答えられない部分を出題者に狙われる箇所かと思います。
情報セキュリティ対策のネタとしては、公衆無線LANと同じESS-ID、事前共有鍵(PSK)、暗号化方法が同じAPを攻撃者が立てることで中間者攻撃される可能性があり、その対策としてVPN等の利用をすると言うのが偽APが横行し始めている現在の状況に合わせて出題される可能性がありそうです。

・DNS:キャッシュサーバ(スタブリゾルバ、フルサービスリゾルバ)、コンテンツサーバ、DNSキャッシュポイズニング、カミンスキー攻撃、DNSSEC、EDNS0
[スタブリゾルバ(PC等)-(再帰問合せ)→フルサービスリゾルバ-(反復問合せ)→コンテンツサーバ]の組み合わせを理解しないと、再帰問合せと反復問合せの問題が出題されると抜け穴になります。
DNSキャッシュポイズニングを発生する仕組みを理解した上で、対策方法としてリゾルバからの問合せクエリの送信元ポート番号、メッセージIDのランダム化が有効であることを覚える必要がありそうです。
その他に、DNSSECを使用することでDNSサーバの真正性を確認できることも別の対策方法となります。
DNSキャッシュポイズニングを応用し、実在しないドメイン名への回答パケットを偽装するカミンスキー攻撃も覚えておく必要がありそうです。
また、IPv6やDNSSECでは回答パケットが512バイト以上になることを想定し、EDNS0の技術があることを覚える必要がありそうです。

・LB:DSR(Direct Server Return)とその利点
戻りパケットがLBを通らずに戻ることの利点(LBの負荷軽減。特に戻りトラフィック量が多いときは効果的)を書かせる問題がありそうです。
DSRを実現する為にはLBに設定する仮想IPアドレスでサーバが受け付けられるようループバックインタフェースにLBに設定する仮想IPアドレスを指定するということも覚える必要がありそうです。

・センサネットワーク
IoTやM2Mの言葉が普及しだしているので、そろそろ出そうですよね。
TAC公開模試でも午後2試験で出題されており、「いや~、ついに来たか(AA略)」と思いつつ、センサネットワークの設問以外を解くことに決めました(笑)
でも、いつ出てもおかしくないので、基礎知識は学習して損はなさそうです。

あとはIEEE802.1Xの認証の流れ、検疫ネットワーク、DKIM、SPFとSender IDの違いは復習しようと思っています。
まだまだ覚えること沢山ですね…

皆様も残り少ない時間を有効活用し、ネットワークスペシャリスト試験に合格すべく頑張りましょう!

ネットワークスペシャリスト用語語呂合わせ覚えの続編として。

ネットワークスペシャリストや情報セキュリティスペシャリストだとIPv6アドレスのアドレス体系を覚える必要がありますよね。
語呂合わせ覚えの前におさらいしますと、IPv6アドレスで覚える内容は以下の通りです。

・::/128:未指定
・::1/128:ループバックアドレス
→IPv4のlocalhost、127.0.0.1に相当するアドレス。
・ff00::/8:マルチキャストアドレス
→IPv4の224.0.0.0/4に相当するアドレス。
・fe80::/10:リンクローカルアドレス
→IPv4の169.254.0.0に相当するアドレス。
・fc00::/7:ユニークローカルユニキャストアドレス
→IPv4のプライベートアドレスに相当するアドレス。
 サイトローカルユニキャストにはなかった40ビットのグローバルIDを付加することで、他ネットワークとのIPv6アドレスの重複を避けられる。
 プレフィックス後の1ビットは1しか定義されていないので、事実上fd00::/7から利用する。
・2000::/3:集約可能グローバルユニキャスト
→IPv4のグローバルIPアドレスに相当するアドレス。
・::ffff/96:IPv6射影アドレス
→IPv4アドレスをIPv6アドレスで表記する。

今回は覚えにくいであろう、リンクローカルアドレスとユニークローカルユニキャストアドレスの2つの語呂合わせを紹介したいと思います。

・fe80::/10:リンクローカルアドレス

鉄也を十リンスしろ

鉄:fe(鉄の化学式より)
也:8
を:0
十分:/10
リンス:リンク(ローカルアドレス)

・fc00::/7:ユニークローカルユニキャストアドレス

FC Tokyo 7人のユニークな住所はプライベートな話題

FC:fc
Tokyo:"o"の部分2箇所から"00"
7人:/7
ユニーク:ユニーク(ローカルユニキャスト)
プライベート:プライベートIPアドレス

これからも何か思いついたら投稿します( ̄∇ ̄)ノ♪