ソフトバンクの孫という薬物

 MYCOMによると、ソフトバンク、赤字9割減、9月は営業黒字化、ホークス買収に手応えもとのこと。

ADSL開通しないのに縛りのせいで開通できない、ネットランナーの発売元、情報漏洩事件、auとDoCoMoの800MHz帯を強奪しようと裁判提訴、福岡ダイエーホークス買収と有名になっただけソフトバンクの孫を知らない人はいないと思います。

タイトルで孫のことを薬物って書いたのは、孫は日本に対しよい意味には薬、悪い意味には毒物と取ることができるからです。

日本は出る杭は打たれるの社会であり、今でも法律には書かれてないのに自主規制とか慣例だからと言って改革や外部の受け入れを拒絶したりするのが当たり前でした。

しかし、この孫は、出る杭となり、打つトンカチを吹っ飛ばす勢いで色々やってますよね。

ADSLが普及しだした頃、Yahoo! BBが交換局ごとに設けられているADSLが開通可能な回線数の大半を予約し、他の会社に非難されたことがありました。それまで、回線の予約というのは必要な数をあらかじめその分だけ予約するという方法をとってきた他の会社としては総横取りをするなんて考えられなかったんでしょう。
それが良いことだったのかは別として、今よりもっと規制やらがんじがらめになっていたあのときに一石投じる機会となったわけです。

某ファイル共有ソフトの紹介を何度もしていたにもかかわらず、作者が逮捕されてから記事の占める割合が減った、厨房御用達雑誌ネットランナーもソフトバンク発行です。おそらく、ネットランナー系の雑誌は他の出版社は自主規制やら慣例やらで発行しなかったと思います。
法律面での善し悪しは別としても、厨房のニーズを理解した上で、今まで他の企業が発行しなかった雑誌を発行したわけです。

ソフトバンクの事件以降、情報漏洩が当たり前になりすぎて困った話になりましたが、ソフトバンクの事件がなかったら、どれだけの企業が黙殺しようとし、これだけ大きな議論を呼ぶことは無かったと思います。

auやDoCoMoが使用している800MHz帯の再編は、今までのように使用できる周波数帯が細切れになっていると効率が悪いため、そのためにもauとDoCoMoの使用している周波数帯を再編して効率化しようとしている訳なのに、孫は、1.7GHz帯で行っている携帯事業の実験がうまくいってないことを棚に上げて800MHz帯をソフトバンクに割り振れとわめいています。
これに関してはソフトバンク側に問題があるとは思いますが、周波数帯の割り当てがどれだけ重要かということを理解できる例となったと思います。

でも、これだけ行動ができる人じゃないとなかなか社会に変革をもたらしたり一石を投じることは出来ないわけですね。

大体、在日朝鮮人というと嫌いなのですが、在日朝鮮人から帰化し、薬物となっている孫は現在の日本に対してよい意味でも悪い意味でも必要な人物だと思います。これからも頑張ってもらいたいですね。


・そして今日のトリビア:
ソフトバンクのバンクは、孫が以前銀行員だったことからバンクという名を社名に付けた。