引越のポイントをまとめてみた

実家から新居に引越してから1週間以上過ぎました。
嫁さんが1月に入居してから3ヶ月間は数える程しか泊まってなかった為、一週間以上新居にいるというのは不思議な感じがします(笑)

今回の引越しはネットにある一括見積サイトで見積もりをし、一番安く、かつ営業の対応が良かった勉強が大好きな業者さんに依頼しました。
ただ、業者を選定するにあたり、問題がある対応をしてくる業者が一社じゃなかった為、情報共有の為にも書き残したいと思います。
なお、今回の日記には実際の業者名を書きますが、自分の引越の際の担当者での経験を書き記しています。
すべての営業担当者が同様の対応とは限りません、実際の業者選定の際のご参考としてご利用下さい。

・Webの一括見積サイトを使用する
4月中旬には引っ越したいと思っていた為、3月中旬に引越しの前準備に取り掛かりました。
引越しについてググってみたところ、Web上で引越しについて複数社の一括見積が取れるサイトを複数見つけました。ただ、詳しく調べてみると、何十業者の一括見積サイトを使ったら、その後の対応が大変だったという話もあり、一括見積りのサイトを絞り込もうと考えました。
今回はSUUMO引越し見積もり(http://hikkoshi.suumo.jp/)を使用しました。
SUUMO引越し見積もりサイトの利点は、引越しで運ぶ具体的な荷物を入力後に見積を取得できることです。事前準備は必要なのですが、その分、概算見積がブレることが少なくなります。業者によってはWebの入力フォームを埋めた時点で概算見積金額を提示してくれるので、引越にいくら必要か把握することが可能です。

・一括見積はフリーな日の朝に申し込んだ方が良い
Webの一括見積後は一日を通して余裕がある午前中に申し込んだ方が良いです。
早ければ数分後には営業担当者から連絡が掛かってきます。
電話見積の為の情報を確認する業者もいれば、訪問見積の予約の調整が必要になる業者います。
電話見積では、Webの入力フォームに埋めた引越しで運ぶ具体的な荷物を口頭で補足説明する必要があります。また、訪問見積では一週間~半月後で在宅可能な日の調整が必要になります。
一括見積サイトに入力した条件を記載したメモ帳や予約調整の為の手帳を忘れずにご準備ください。

・Web上での見積、電話見積のポイント
百聞は一見に如かずと言うように注意が必要です。
一括見積の条件に入れてるにも関わらず、エアコンの取外し/取付け費用を抜いた額を表示し、電話見積で倍の価格を提示してきた業者や、税抜き価格なのか税込み価格なのか聞かれるまで言わない業者もいます。
夜逃げや急な引越でもない限り、訪問見積を依頼した方が確実です。

・訪問見積のポイント
営業担当者が確認した上で判断する訪問見積は、引越し当日に荷物を大きく増やさない限り、確実な見積になります。また、家前の道路状況も確認してくれるので、当日になってトラックが入れないということも防げます。
訪問見積は特定の1日に限定し、1時間のスパンで訪問担当者を訪問させるのが良いかと思います。拘束される日を減らすことと、何時間も居座って契約を迫る営業担当者を防ぐ為です。
もし良いと思う業者がいるならば、訪問見積の順番を最後の方に持っていった方が良いです。他社の見積金額を提示できるので、それを下回る金額を提示してくれます。
ただ、訪問見積の調整は一週間以内だと予定が入っていることも多く、半月以上先の特定の日で交渉したほうが良いです。

・見積対応した各社の対応
見積を提示してくれた業者について一社ずつ評価しようと思います。
順番はあいうえお順です。

1.アーク引越しセンター
Web上では金額の提示がなかった為、訪問見積日の調整をしました。
朝一番(9:00~10:00)で予約してきたのに、当日になり、営業に欠員が出て訪問できないと連絡が来ました。
電話見積に切り替わりましたが、ドタキャンする上に、営業担当の態度が悪かった為、金額(57,500円)を聞いただけで終了にしました。

2.アート引越しセンター
Web上では一番高い金額(65,000円)を提示してきましたが、訪問見積可能とのことなので、訪問見積を依頼しました。
訪問見積での金額は71,500円でしたが、他社の金額を聞いて、即決なら50,000円まで下げると言ってきました。
即決を求める危険性と、もっと下げられるのではと考えて断念しました。
アート引越センターは業界でも高い方なのですが、トラック台数も多い為、配車に余裕がある日だと金額を下げることができるのだろうと他社の営業さんが言ってました。
ちなみに、Web上では訪問見積した方全員にとある景品をプレゼントみたいな触れ込みをしてるのに、帰ろうとしてるのに出す素振りがないので確認したところ、成約しないとあげませんみたいなことを言われてがっかりでした。サイトを見ると、成約が条件みたい記載はあるのですが、誤解を生むような書き方しかしてないんですよね。そこまでして無駄な訪問見積をしたいのでしょうか?

3.アリさんマークの引越社
Web上では金額の提示がなかった為、訪問見積日の調整をしました。
訪問見積で53,500円の金額を提示してきましたが、安くない上に日曜日の午後しか空いてないとのことでしたので一旦仮押さえした後、金曜日の午後に対応可能で安い業者が出た時点でキャンセルしました。
また、ドタキャンしたり、遅刻したりする他社が悪いにしても、他社の悪口を平然と言う営業担当者はイメージが良くないですね。

4.サカイ引越センター
Webでの一括見積申込後、数分で連絡が掛かってきました。Web上では金額の提示がなかった為、訪問見積日の調整をしました。
ただ、訪問予定時間となっても訪問せず、連絡もなかった為、こちらから連絡して1時間以上遅刻してきたのは残念でした。
その分、一杯勉強させた上で一番安く(47,500円)してくれたので契約しましたが(笑)
※資材の値引きがオーバーして、どこを値引こうと営業担当者が悩んでたのは秘密にしておきます。

5.澁澤引越センター
Web上で36,000円を提示してきましたが、その後対応不可のメールが届きました。
ただ、そのメールが酷すぎて唖然としてしまいました。
文面を見て頂いた方が早いので必要な部分を引用の上、以下に載せておきます。
-------------------------
この度は SUUMO引越し見積もりサイトからの
>お問い合わせを頂き有難う御座います。
>
>早速内容を確認させていただき
>
>弊社としては、対応不可能の為
>申し訳ございません。
>
-------------------------
何となく意味は分かりますが、日本語になってません。
行頭に">"(返信時における引用符)が付いている為、他の人に送信したメールを再利用して頑張って送信した形跡があります。
しかも、送信元に氏名だけしか記載されていない為、メールの最後に記載されている署名部分を見るまで引越し業者からのメールだとは思わず、「なぜ個人からメールが?」と慌ててました。
お断りのメール連絡を入れるのは良いけど、せめてPCでメールを普通に書ける教育をしてからメールを書いてほしいと思いました。

6.ダック引越センター
Web上では金額の提示がありませんでしたが、電話での見積でした。
見積条件を元に数分の電話で金額を提示してきましたが、Webでの金額(27,500円)の倍以上(64,500円)でした。
この金額が限界と言うので断念しました。
見積条件としてエアコンを入れているにも関わらず、こちらが確認するまでエアコンなしの金額(54,500円)を説明してくるので、安く見せてようとする気マンマンな感じが残念でした。

7.ハート引越センター
Web上では金額の提示がなかった為、訪問見積日の調整をしました。
ただ、こちらの指定した訪問見積日では対応が不可ということで、断念しました。

8.ファミリー引越センター
Web上では金額の提示がありませんでしたが、電話での見積となりました。
見積条件は入力フォームに記載していることを伝えると、確認後、金額を連絡すると回答がありましたが、その後、連絡はありませんでした。
対応できないにしても連絡すらないのは残念ですね。
日本語があやしくても、対応不可の連絡メールを送ってきた澁澤引越センターの方がマシです。

...っと、ここまでお読みになると分かるかもしれませんが、最初から最後まで素晴らしいと思える対応をできた業者がいませんでしたΣ
安かろう悪かろうということなのでしょうか。

・まとめ
引越し費用の概算を知りたいときは荷物を事前に、かつ、定量的に把握する。
Webの一括見積は会社数が多すぎないサイトで申し込んだ方が良い。
Webの一括見積は休みの日の午前中に申し込み、電話見積の説明や訪問見積の日程調整をできるようにした方が良い。
訪問見積の日程は半月以上先の特定の一日に業者を集めた方が、拘束日、拘束時間、そしてしつこい営業の防止に繋がる。
景品付き訪問見積は成約しないともらえないと思ったほうが良い。
目的の業者、良いと考えている業者がいるのであれば、訪問見積を最後の方に持っていった方が良い。他社の最安値で交渉することで、更に安い金額を提示してくれる可能性がある。
猫は可愛い。

引越しの際のご参考にして頂ければ幸いですm(_ _)m