自宅鯖を使ったP2P型レンタル掲示板

 INTERNET Watchによると、SRAが自宅サーバーを利用した分散型コンテンツ配信実験を開始するとのこと。
 
 用意するものはLinuxがインスコ可能で24時間運営可能な自宅鯖とADSL以上の速さの回線ということになるそうです。SRAから提供される専用ソフトでOSをインストールすると、自宅鯖として自分が使えるスペースと、掲示板として利用されるスペースが作られるとのことです。掲示板は自分が登録したいカテゴリを選択することででき、掲示板を利用するユーザーがいると収入になるらしいです。100件登録があれば1件の頃より100倍もらえるらしいですよ。
 
 現在余ってるパソコンがあって、今まで自宅鯖を構築したことないけど自宅鯖を構築したい人にはもってこいの話ですね。ADSLはちょっときついですが、光ファイバーを敷設している人が人気のあるカテゴリを受け持てば100件とか収容可能になりそうですね。
 
 ただ、1件につきいくらになるかは分かりませんが、自宅鯖の維持費用を考えるとそれで儲けようと考えるのはよした方が良さそうですね。自宅鯖の電気代って結構掛かりまして状況によりますが1000円〜2000円だそうです。毎月それ以上の金額が入らなければお小遣い稼ぎにはなりませんね。
 あと、自宅サーバを建てて思うのは、ファンの音がうるさいです(笑) ベットがある部屋に自宅鯖があるので寝てるときファンの音はうるさいですよ〜。静音化すればいいんですけど、そこまでして...ってのがありますから。
 
 SRAのページを見てちょっと不安なのがサーバがクラッシュしたときどう責任を取るのかが詳しく書かれてないんですよね。
 
 SRA側で前日までのバックアップは取ってあるけど、復旧は有料ということなのですが、これはクラッシュした自宅鯖を持ってる側が有料で復旧させないといけないのか、掲示板の利用者が規約によりログの復旧には有料で...ってことで書かれているのかこの辺りがちょっと怖いですね。
 1件の復旧につき100円だとしても、100件の復旧で10000円かかりますじゃ嫌ですからね。
 
 まだサービスを開始していないようなので、その辺りは今後どうなっていくか調べる必要があると思います。
 
 興味のある方はSRA.JPまでどうぞ。