中古車購入するときは注意

 免許取ってから初めての高速が首都高速でして、如何に自分の運転が危険かどうか見に染みる今日この頃。あっ、今月でやっと免許取得1年を経過しますが、運転回数が一桁台の私です。ども~、よろしく~。
 
 前置きが長くなりましたが、ちょっと役に立ちそうなblogがあったので紹介します。
 
 自動車購入の際、新車は高い、どうせ新車を買ってもぶつけるから...という理由で中古車を買われる方は多いと思います。しかし、中古車の中には事故車も混じっており、下手に購入すると後のトラブルの元になると聞いたことがあります。
 
 だからと言って、中古車の状態がすぐに判断できる知り合いがいる人もそう多くないと思います。
 
 そこで、今後中古車を購入する人はハルさんの中古車に勝つ!~ハルの中古車購入アドバイス~のblogを読んでみてはいかがでしょうか?
 
 blogの方はまだ製作したばかりのようです。元々はメールマガジンなのでメールマガジンの方で購読する方法と併用するとよいかも知れません。
 
 さて、これだけで記事を終わらすといつもの技術解説がないぞ(#゚Д゚) ゴルァとお叱りを受けるかと思われますので(何)今回はクリープ現象のお話をします。
 
 自動車には足操作にアクセル、ブレーキ、クラッチがあるマニュアル車と、クラッチ操作を"自動化"しアクセル、ブレーキだけのオートマ車に分かれます。クラッチ操作がないので渋滞時には大いに役立つオートマ車は日本では9割以上普及していますね。
 
 オートマ車独自の現象として一番有名なのはクリープ現象かと思います。言葉でピンと来ない方、フットブレーキを話すと低速でするする進む現象は運転するたびに体験していらっしゃいますよね。そう、その勝手にするする進む現象のことです。
 では、どうしてその現象が起きるかと言いますと、オートマ車にはトルクコンバーターというものが存在するからです。そしてトルクコンバーターこそがマニュアル車だと自分で操作しなければいけないクラッチ操作を自動化している部分です。
 
 余談ですが、トルクコンバータは別名流体クラッチという名前が付いてます。なのでオートマ車のことをノークラッチというのは(・A・)イクナイ!!ですよ〜。
 
 で、話を戻しまして、トルクコンバーターの仕組みを簡単に説明します。まず扇風機を二台用意します。お互いに扇風機の正面が向き合うよう設置し、片方の扇風機だけ電源を入れます。そうすると、もう一方の扇風機は電源を入れてなくても少し羽が回ると思います。つまり、電源を入れてない方の扇風機は電源を入れてる扇風機の残留エネルギーによって羽が回るように出来ているのですね。
 トルクコンバーターではシリンダー内に粘性の高い油が入っていて、先ほどの説明の用に扇風機の羽根に当たる部品が組み込まれています。
 扇風機の電源は入っている状態=エンジンが掛かっている状態なので、扇風機の電源が入っている間は電源が入っていない扇風機も回り続けますね。つまり、トルクコンバーターの性質上、マニュアル車のようにクラッチを完全に切ることが出来ないのでフットブレーキを離してしまうと車が動いてしまうクリープ現象が起きるわけです。
 
 クリープ現象をうまく活用すれば、スムーズな発進や上り勾配のある場所でも下がらないという利点になりますが、サイドブレーキをかけてもDレンジならば進むクリープ現象を甘く見ると、停止後に前の車に追突しちゃったなどの事故を引き起こす原因になります。そうすると中古車として売り出すときの査定に影響しますので注意してくださいね〜。
 
 ...っと最後は記事のタイトル通り締めてみた(ぇ?