日本人は几帳面?

 毒もふもふさんのページに中国ビジネスの現場の記事が載っておりました。

 この記事を見て思ったのは、日本人って几帳面なのかなと思います。
実際、色々な場所の情報を集めてみると、こと似たようなことが日本以外の各国でも該当するみたいなんですよね。
 
 では、日本人が几帳面と言われるようになった根底にあるのは、戦後豊かになりたいという考えや、日本の文化の中に「働くことは美徳だ」という考えがあった、「一を言って十を知る」教育が関わっていると思います。
 
 中国や韓国の追い上げが凄い中、中国や韓国が出来る仕事はコスト競争の関係上、日本ではもう作ることが出来ません。しかし、もし同じ仕事をさせるならば日本の方が丁寧にやるそうです。
 
 同じ基板を作らせても、日本はキチンとまとめられてるのに韓国の基板はゴチャゴチャに作られていたとのことです。日本人に取ってはいい加減ですが、向こうでは決しておかしいことじゃない見たいなんですよ。
 
 私の実体験で言うと、私が乗ってる自転車は値段が安いため間違えなく中国製ですが、乗っていて一年も経たないうちにタイヤがパンクしました。自転車屋でパンクを直してもらったところ、中のチューブがいい加減に入れられてたためゴムが薄くなり、そこから空気が漏れたとのこと。さらに、その後ダイナモが壊れました。
 
 まだまだ日本が貧しいときのMade in Japanというと、単純労働で製作するものが多かった時代ですが、そのときは安くて品質の良い物を世界に供給できました。しかし、現在の中国、韓国は決してそうじゃない訳ですね。
 
 この原因の一つに、中国、韓国が詰め込み教育だからと言われています。決められた範囲のことは出来ても、自ら考えて効率的に行おうって考えがないので、例の記事みたいなことが発生するとのことです。
 
 だからと言って、決して全ての中国人、韓国人がダメとは思ってないんですよ。しかし、自ら考えて効率的に行うことが出来る人間は、大体例外なく国外に行ってしまうみたいですね(笑)
 そりゃ、同じく国の人間扱うより、国外に行った方が給料高いですしね。
 
 最近だと、WBSに日本の営業方法の問題点を指摘した中国人の人が出てきていましたが、それは納得いきました。日本の営業は根本的には間違ってはいないが無駄が多いということらしいですが。
 でも、ここでは範囲外と言うことで書かないことにします。

 ちょっと長文になりましたが、私の言いたいところは、一時のコスト競争で中国やら韓国やらに作らせるのは構いませんが、それが日本の技術の低下に繋がるのであれば、それは日本に取ってデメリットしか産まないと思います。
 
 もっと日本に頑張って貰いたいですね。

 
 しかし、最近の日本のDQNの状況を見てると、このままだと日本もまずいんじゃないかなと思います。最近のニュースで科学技術に関する理解度や人気度が日本は信じられないほど落ちてるようですね。
 
 私が子供の頃は、親父に「なぜ○○は動くの?」とか「なぜこうなったの?」系な質問をしまくって親父を困らせた程です。(まあ、それはそれで親父も大変だったみたいですが)
 
 日本が科学技術国家なので、もうちょっと科学に対して興味を持つ子供を増やし、世界一の技術立国の地位を守れるようにして欲しいものです。