遺伝子検査

実は遺伝子検査をしました。
そう、あの愛しい三毛猫の子供が俺の子供じゃない可能性が浮上してorz

…じゃなくて、この記事を書こうと思って4年以上の期間が過ぎてしまいました。
ええ、2012年秋から書こう書こうと思ってやっと書き上げましたΣ

会社の福利厚生パッケージを調べてみたところ、遺伝子検査の割引プランがありました。
遺伝子検査と言っても、三毛猫の子と自分の親子鑑定ではなく、以下の2パターンの検査になります。

・肥満遺伝子検査
・アルコール代謝関連遺伝子検査

自分の体質を知りたかったので、検査をしてみることにしました。
遺伝子検査の方法は簡単です。

申込をすると、遺伝子採取キットが送付されます。
キットの採取棒で口の頬の内側を擦ります。
その後、付属のプラスチックケースに格納し、返送します。
半月から1ヶ月で検査結果が送られてきます。

それぞれについて解説します。


・肥満遺伝子検査
日本人の肥満は、りんご型(糖質で太る)、洋なし型(脂質で太る)、バナナ型(筋肉がつきにくい)、アダム・イブ型(遺伝子に変異なし)の4種類に分類できるそうです。
りんご型は男性に多いようです。一方、洋なし型は女性に多いとか。

自分の結果はりんご型でした。
内臓脂肪が付きやすく、お腹がぽっこりしやすい体型に似てることからりんご型と命名されたそうです。

りんご型の特徴は、糖分の代謝が苦手であり、ご飯や甘いものが好きな傾向があるようです。
食べる順番は野菜・海藻類→タンパク質→炭水化物が良いそうです。
効果的な運動方法は有酸素運動と腹筋で、要するにお腹がでないように筋肉をつけて下さいってことですね(笑)

その他、検査結果には分類別の特徴、効果的な食べ方、参考になるレシピの情報が含まれてました。


・アルコール代謝関連遺伝子検査
アルコールは肝臓が2つの酵素を利用して分解します。
最初の酵素はADHなどのアルコール脱水素酵素で、アルコールをアセトアルデヒドに分解します。
次の酵素はALDH2などのアセトアルデヒド脱水素酵素で、アセトアルデヒドを酢酸に分解します。
酢酸まで分解されると、筋肉や他の臓器により二酸化炭素と水に分解されます。

酔っ払うと蚊に刺されやすいのは、二酸化炭素を発生させるとは聞きましたが、この様な分解順序だからなんですね~。

話を戻しまして、お酒を飲める人と飲めない人の違いは酵素の分解能力に違いがあるようです。
今回の検査キットではALDH2に着目して結果が送られてきました。

白型、赤型、赤赤型の3つに分類される中で自分の結果は赤型(ALDH2酵素の分解能力が非常に低い体質)でした。
あれです、お酒を飲むとADHなどでアセトアルデヒドまでは分解され、顔は赤くなるけど、その後飲めない体質って奴です。
確かに、飲み会とかでもビール一杯飲み切る前に顔が赤くなるので、お酒の燃費の良さはプリウス並みだと自負しております(笑)

その他、こちらも分類別のアルコール分解時間や飲酒量の目安の情報が含まれてました。


自分の体質を調べてみたいと思う方は、申し込んでみては如何でしょうか。
もしお勤めの会社で福利厚生パッケージサービスがある方は、割引プランがあるかどうか調べてみると良いと思います。


そんな訳で、4年以上気付いてはモヤモヤ、気付いてはモヤモヤしてましたが、思い残すことはなくなりますm(_ _)m

今後は、最近行ってない猫喫茶を思い出してモヤモヤしようと思います。
猫分が不足しとる!