最近、帰宅時に地元の道を歩いていると異変がありました。
電柱に付いている防犯灯が凄く明るいんですね。
防犯灯と言えば、夜になると蛍光灯一本が点灯して、薄暗いながらその周辺を照らしているイメージなのですが、その防犯灯はそんなヤワな光なんか出していない。
だからといって蛍光灯っぽくはないし、オレンジ色に近いナトリウム灯や体育館で見るような水銀灯ではない。
そこで考えたのが、白色LEDではないかという結論。
調べてみたところ、最近は色々なメーカーから白色LED街路灯(防犯灯)を販売、リースしているようです。
昭和30年代から、日本の自治体は周辺住民の要望によって毎年何機もの防犯灯を付け続けてきました。
既存の防犯灯を維持しながら、現在でもなお新規で防犯灯を設置し続けていた訳です。それにより、防犯灯増加に伴う電気代、蛍光灯の交換費用、経年劣化等に伴う街路柱の交換などの費用は増えていくばかりだそうです。
横浜市レベルだと年間数億円の負担になってるとか。
そこで、最近になって古い防犯灯を更新する際に蛍光灯型防犯灯ではなく、LED型防犯灯に変更しているようです。
LED街路灯の利点はなんといっても消費電力が少ないこと。同じ消費電力の製品を比べるのであれば、LEDは蛍光灯より明るくなります。
古い防犯灯が残っている電柱もあるのですが、その差は歴然で分かります。
以下のサイトを見ると117Wの水銀灯と同等の明るさを29Wで実現している様です:
大和リース - LED街路灯商品ラインナップ
しかし、問題として導入費用が蛍光灯型防犯灯より掛かってしまうことがあります。
他のLED型照明を導入する際にも言われてしまうことですが、既存の照明システムに比べてコストが数倍掛かります。
でも、蛍光灯型防犯灯と違い、寿命になるまで交換が不要であるので、消費電力とメンテナンス費用は減らすことができます。
東京電力の定額電灯料金は1灯につき20Wまでが月額121円26銭であるので、横浜市は20W以下のLED型電灯が望ましいとして導入を進めているようです。
自治体の懐も温かくなり、エコにもなるLED型防犯灯はこれからのスタンダードとなっていきそうですね(´∀`)
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