あなたの家の救急箱どうしていますか?

あなたの家の救急箱はいつどこで購入し、現在はメンテナンスしていますか?

先日、手を怪我してしまい、救急用品入れにあるバンドエイドの箱を取り出したら、殆どバンドエイドがなくなっていました。母親にバンドエイドの残りはこれだけなのか聞いたところ「そう」との回答が。数年前にお徳用で100枚以上バンドエイドがあったのに何に使ったんだよ...
って思って救急箱の近くを調べたら整理されていない救急用品の中に埋もれてました( ̄□ ̄;)!!

これは...と思って救急箱も含め救急用品の整理をしたら、出てくる出てくる何年選手の物品が。
小学校入学時には見ている救急箱ですから、1989年以前に購入されたものです。当時ですら期限切れになっている薬やずっと使われていなかった絆創膏などが放置されていました。

改めて母親に質問したところ、やはり1980年代に父親が働いていた会社の健康保険組合を通じで購入したものだとか。
このままでもし地震が発生したらまともな処置は全く期待できないなorz

こんな状況なので救急箱を新たに購入しようと思い、ネットで色々と情報を調べてみました。

まず救急箱のネット通販を調べてみました。しかし、いくら調べても、救急箱の箱だけ、または、救急箱+バンドエイド・ガーゼ・ハサミ・ピンセットの付属品付きで販売されている救急箱だけで、薬までそろった救急箱の販売がされていませんでした。

なぜだろうと理由を調べてみると意外な結果が見えてきました。
薬というのは薬事法の絡みで販売されており、救急箱のセットに入れて勝手に販売することができないようです。
それに加えて、もう一つ、救急箱に常備すべき薬等は、家族構成や個人的疾患によって変わってくるという理由もあります。確かに、大人(15歳以上)しかいない家庭で小児用(15歳未満)の救急用品は不必要ですし、人によって変わる疾患(喘息、アレルギー、水虫)はどのみち個別に用意しなくてはいけませんしね。

それを踏まえると、救急箱は自分の手でメンテナンスしないといけないという結論に至りました。

そんなわけで、ネットで検索し、救急箱、そして、救急箱に入れるべき薬の参考になるサイトを以下に挙げておきます:

・教えて!goo
乳児を持つ家庭
子供の野外活動
救急箱の販売場所
救急箱の中身のアンケート
スズメバチや蛇に噛まれたときに便利なツール

・ドラッグストア
救急箱に用意すべき常備薬について

・その他
家庭の救急箱
ファーストエイドキットの作り方

救急箱は、東急ハンズなどの専門店に行かなくても、薬局やドラッグストアで購入できるようです。救急箱に特化したものを敢えて購入しなくても、DIYショップ等で販売されている工具セットを代用することもできるようです。

薬に関しては、参考サイトを利用して自分の家庭・家族構成・各個人の疾患を参考に、購入すべき薬を見極めないといけませんね。
会社員の方ならば、会社の健康保険組合で救急箱や常備薬の斡旋をしている場合があるようです。うちの会社の健保では、救急箱こそなかったものの、色々な種類の家庭用常備薬が市価より安く買えるようです。全ての薬を購入できないにしても一括で購入できて安いならば健康保険組合の斡旋を利用するのも良いかも知れません。

そして薬の種類と有効期限の管理はしっかりしようと思います。
家庭の救急箱のサイトでは、「救急箱チェックリスト」がダウンロードできるようです。これを用いて救急箱にしまってある薬の有効期限や購入年月日を管理できれば、いつしか有効期限切れの薬が大量に発掘されることを防げるかも知れません...ちゃんとメンテできればw
でも、そうでもしないと、我が家の母親みたく、半分くらいしか使ってないのに、キンカンとウナコーワSがそれぞれ2本ずつ、そして最近お腹が弱ったからと整腸薬を2種類購入したら、家に4種類も整腸薬がある状況になったりと酷い有様になりますから。
バンドエイドが数年前に購入したものが余裕で残ってるのなんて可愛いものです。


皆さんの家の救急箱はどうしていらっしゃいますか?
期限切れの薬が放置されたままになっていませんか?
救急箱には、日常生活での思わぬ怪我や病気(擦り傷、切り傷、火傷、捻挫、筋肉痛、風邪、頭痛)のための対策だけでなく、地震などの災害のときに本当に必要なもの(包帯、油紙、ガーゼ、赤チン)等も入っていますか?

普段何気なくおかれている救急箱を見直す機会になって貰えれば幸いです。


※おまけで「置き薬」システムの話。
今回ネットで救急箱のことを調べているときに「置き薬」のシステムを初めて知りました。

置き薬とは、常備薬のセットを入会金や月額費用を必要とせず置くことができます。薬は2〜3ヶ月に一度業者の人が訪問することで定期的にメンテナンスされます。メンテナンスの際、全く使用してない薬で有効期限が切れたものは新しい薬と無償で交換して貰えます。置き薬で費用が掛かるのは、置き薬の薬を使用した場合でメンテナンスの際に請求されます。

企業の常備薬として導入していたり、薬局や医者へのアクセスが難しい地方では利用率が高いという話も聞きました。

しかし、置き薬で検索すると、定期交換の時期に訪問した業者が健康用品を売ろうとする販売トラブルの話があったり、使用された薬は市場価格より高い定価で請求される話がありました。
全てが悪い業者ではないにしても、今回の話題ともそれるので、今回はこれ以上敢えて触れません。

もし利用したという方がいらっしゃいましたら、ネットで記事にして下さい(-o-)/