iPhoneでCardDAVを使ったGoogleコンタクトの同期は制限がきつかった

前の記事の続きとして。

iPhoneとAndroidのスマホ2台持ちで悩むのが、電話帳の同期です。
以前は、auデータお預かりアプリを利用して、Googleコンタクト→Android本体連絡先→Androidデータお預かりアプリバックアップ→iPhoneデータお預かりアプリリストアの順でデータを移行させてました。
しかし、auデータお預かりアプリの仕様の為、メールアドレスが5件以上存在する連絡先は最初の5件のみに限定されて移行される為、その条件の連絡先は個別にデータ移行(QRコードやvCard)が必要でした。
もっと簡単な方法がないか調べてみると、すぐに情報が見つかりました。

それマグで! - Gmailの連絡先とiPhoneを同期する(cardDAV)

iCloudの連絡先を無効にし、GoogleコンタクトにCardDAVで接続すれば問題なし(≧∇≦)…っとそうは問屋が卸してくれませんでしたorz
CardDAVで接続してみても、全然アドレス帳が同期されませんでした。
原因を調査したところ、意外に厄介なものでした…

週刊アスキー - AndroidとWindowsのGoogle連絡先をiPhoneとMacでも完全同期

GoogleコンタクトからCardDAVで同期されるのは「Myコンタクト」に設定されている連絡先レコードのみだそうです。
しかも、「Myコンタクト」に登録されている連絡先は同期されても、Googleコンタクトで分類したグループの情報は連携されないとな…
見つけやすくする為に家族、学校別、店、メルマガ等で連絡先を分類しているのに、「Myコンタクト」でごちゃまぜになって同期されたら何の意味もないですよね。
どうにかしてGoogleコンタクトの連絡先とグループを同期する方法がないか調べてみましたが、情報が見つからず…
結局、以下の有料アプリを利用し、iCloud連絡先を利用しつつ、Googleコンタクトの情報を同期するしか方法がないとの結論に至りました。

Apple App Store - Google Gmail用コンタクト・シンク (Contacts Sync for Google Gmail with Auto Sync)

日本語には対応しているものの機械翻訳なのであやしい日本語になっていますが、使用に困るほどの文面ではありません。
このアプリを使用することで、GoogleコンタクトからiCloud連絡先、iCloud連絡先からGoogleコンタクト、または双方向の同期を実現してくれます。
また、GoogleコンタクトとiCloud連絡先の差分から同期の可否を決めることも可能です。
アプリを落とした時点では、最大40件までの同期に限定されていますが、動作確認で問題がなければ、アプリ内課金をし、同期件数を無制限にしましょう。
アプリ内課金のメニューは以下の通りでした。

1. 無制限の同期を:¥360
2. 自動同期:¥120
3. より大きな貢献をする:¥600
4. 貢献する:¥360

何気なくは分かるものの…いや、ここまで来ると何が何だか分からない(笑)
Contacts Sync for Google Gmail with Auto Sync(英文)を見たら意味が推測できました。

1. Unlimited Syncs:$2.99
2. Automatic Contact Syncing:$0.99
3. Make Larger Contribution:$4.99
4. Make Contribution:$2.99

ハイカラな訳し方をすると以下の様な文面でしょうか?

1. 無制限同期:¥360
2. 連絡先自動同期:¥120
3. 寄付(大):¥600
4. 寄付(小):¥360

最低限必要となるアプリ内課金は「1.無制限同期」です。
私は利用してませんが、GoogleコンタクトとiCloud連絡先を定期的に同期させたい場合には「2.連絡先自動同期」も購入しましょう。
このアプリは非常に便利だと感動された方は、「3.寄付(大)」、「4.寄付(小)」、またはその両方も購入してあげましょう。

そんなわけで、若干面倒な作業が残ったものの、Googleコンタクトを主たる電話帳としてiPhoneもAndroidも利用する方法に変更することができました。
いつか、CardDAVでグループも同期される日が来ることを願いつつ、自分への備忘録として、そして皆様のご参考情報としてこの記事を書き残したい思います( ̄∇ ̄)ノ♪