RAIDが安全とは限らないNASの話

RAIDが安全とは限らないNASの話

RAIDとはRedundancy Array of Inexpensive Diskの略 - 市販されているハードディスクを複数台使用し、特定のハードディスクが壊れた際もデータを復旧できる技術のことです。
NASとはNetwork Attached Storageの略 - RAID技術を使用し、ネットワーク上で記憶装置として使用できる端末のことです。

会社ではNASを使用しています。
支給されているPCはRAIDなんぞ使用していないので、安全の為を考えると仕事で作成したデータやシステム開発時の成果物を保存するのはNASの方になってしまいます。

ところがどっこい、先月末、NASにアクセスしようと思ったら、できません。
おかしいな〜と思って、NASを見たら、電源が落ちてる。
電源ボタンを押しても反応がない。
...、電源が壊れたようです( ̄□ ̄;)!!

このNASはRAID5を使用しています。
しかもLinuxのソフトウェアRAIDでした...
RAID1なら救いようがあったのかもしれませんが、ハードディスクだけ出して、他の端末に繋げたら読み込める状況じゃないので困りましたorz
普通、全く同じNAS製品を付近の部署で使用していることなんてあり得ないですしね( ̄□ ̄;)!!

なので半月ばかし、NASが使用できず、仕事に支障が出ている状態でした...

先月末に修理を依頼し、戻ってきたのが4/14(水)の夕方
それから、チェックディスクをしているのですが、ファイル数が多く、4/16(金)定時を過ぎても終わらないorz
1Gbyte=10分
ディスクを約350Gbyte使用しているので3500分≒2.5日...
来週の月曜日には使えるようになると信じたい...

そんなわけで、会社でNASを使用しているのでPCにはバックアップ取らなくて大丈夫だと思っている皆さん。
NASのディスクじゃなくて電源が死んだら大変なことになりますよ?
せめて、現在進行中のプロジェクトの成果物くらいは自分のPCとNAS両方に格納しておく方が安全かも知れません。

P.S.(≠プレステ):
久々にRAIDの正式名称を書こうと思ったら、Redundancyのスペリングが書けなくて焦ったorz