10年前と比べた邦画の価値

TSUTAYAでDVDを借り、アマルフィ 女神の報酬を見ました。
イタリア旅行中に誘拐された矢上(天海祐希)の娘を救出するために外交官黒田(織田裕二)が奮闘する中、矢上の娘が誘拐された真の理由が明らかになっていくとうストーリーです。

10年前、高校時代の邦画だったらこの様な映画は作られなかっただろうと、ふと思いました。
現像ミスによる消失したシーンの再撮影を除き、撮影は全てイタリアで行ったという今までの邦画ではあり得ないパターンですよね。

高校時代までは邦画は子供が見みる、もしくはダサいと言うイメージしかありませんでした。
邦画が変わってきてるなと感じたのが2000年に公開された映画ホワイトアウトから。
この作品も織田裕二が出演してましたね、そういえば。

2000年を過ぎてから、洋画より邦画の年間興行収入が上回ってる年もでてきました。
また、おくりびとの様に、日本の映画が世界の映画祭で賞を取ることも、以前は考えられなかったと思います。

邦画が復活した理由って何があるんでしょうか。
地域の宣伝を目的としたロケ地の紹介・交渉をしてくれるフィルムコミッションの発足、製作委員会方式の採用もあるかもしれませんが。

ただ、日本の映画やドラマのDVD化もハリウッドや欧米に見習うところはまだまだあると思います。
映画やドラマが公開された後、DVDを販売し終わるまでのマーケティング戦略は、欧米の方が一日の長があるのではないでしょうか。

世界に勝てる日本の映画。
世界に勝てる日本のドラマ。

そんなコンテンツが当たり前のように製作・販売される時が来るのでしょうか。