UMDも早速解読されますた

 ITmediaによると、UMDディスクからのファイル抽出方法、ファンサイトで紹介とのこと。

PSPで使用されている、UMDもさっそく暗号化が解読されてしまいましたね。

UMDとは、Universal Media Diskの略で、ソニーがPlayStation Portableに採用しています。
直径約60mmで、CD3枚分にあたる1.8Gが記録できるメディアですが、現在はPSPだけしか使用されていませんが、今後は音楽や映画などでも利用しようという計画があるようです。

UMDの特徴は、CDやDVDなどと違い、AESという暗号化ロジックを利用していること、著作権保護の観点からブランクメディア(記録型UMD)の発売は行わない予定でいること、MDなどと違い、カセットに入っているにもかかわらず保護シャッターがないため傷つきやすいメディアであることでしょうか(笑)

AESという暗号化ロジックを利用しているのでPSP以外でデコードするには大変なんでしょうけど、今回とうとう破られてしまいましたね。可逆が可能なシステムである以上、暗号化と暗号を破るのはいたちごっこになってしまうのは仕方ないですね。

しかし、UMDでは記録型UMD(UMD-RやUMD-RWみたいな規格)を出さないつもりでいるので、暗号化が破られたからと言ってゲームの内容がコピーされることはなさそうですね。
また、ブランクUMDが出ないという利点を生かし、映画業界の一部はコピーされる可能性が低いUMDで映画を発売しようという計画があるようです。おそらくその映画会社はソニーピクチャーズだと思うんですが(笑)、PSPで映画が見られるならば、ポータブルシアターができて非常に便利そうですね。

とりあえず、現状ではUMDの中身を見られてるくらいなので、この規格を作成したソニーも当分安泰だと思われます。

まあ、その後のことは知らん(ぇ?