FDも過去の遺産に

 ITmediaに「過去の遺物」になるフロッピーという記事が掲載されていました。
 
 フロッピーディスクの存在を知らない人もそろそろ出来る時代が迫っているようですね。
 
 フロッピーディスクとはFloppy Diskの略でして、floppyには柔らかいという意味があります。今のFDを触ると分かりますが、全然柔らかくありませんね(笑)
 
 というのも、昔のFDと今のFDは違うんです。初期の頃のFDは8インチFDというのがありまして、1インチが約2.5cmですから20cm四方のプラスチックカバーの中に磁気の円盤が入っていました。そしてある場所から磁気の円盤が見えましてそこから読み取るようになっていましたが、今メジャーなFDとは違いむき出しです。Googleのイメージ検索してみたらこんなの出てきました。
 
 次に、メジャーになったのが5インチFDでして、8インチFDとほとんど変わりませんが5インチ(約13cm)になりました。 
 
 そうなるとお分かりの通り、FDのサイズも小さくなりまして3.5インチFDの登場です。
 3.5インチFDは今までとは違い硬いプラスチックの殻の中に磁気の円盤が存在し、読み取り部分もスライド式を採用したため通常の状態では見ることが出来なくなりました。また3.5インチFDには2HDや2DDなどの種類がありまして。2 sided High density Double track(両面高密度倍トラック)やら2 sided Double density Double track(両面倍密度倍トラック)などの名称がありますが、これ以上の情報や解説はe-Wordsに譲ります。
 
 ちなみに私が最後にFDを利用したのは...今月の7月かな(笑)
 研究室で古いパソコンを利用する都合上必要なんですよね。
 
 でも、リムーバブルメディアとして考えるならCD-RWやUSBメモリなどもありますし、FDが標準で付属しないのも時代の流れとして正しいのでしょうね。
 
 しっかし、家にある50枚以上の空FDどうしませう...