すみません。中編を書き込みしてからかなり立ってしまいましたが、今回で最終回とすべく書き込みします。
これはBIOS復旧までの道(中編)からの続きで書いています。
・6月4日
BIOS復旧業者がいくつかありましたが、今回はFlashRomServiceという会社を利用しました。
P4C800のBIOSを復旧できるかメールで問い合わせてみたところ、何時間も立たないうちに可能と言う返事が返ってきました。
・6月6日
昨日注文したところ、注文確認と作業手順などが書かれたメールが届いたので、本日作業開始しました。
まず下の写真がマザーボードになります。
この中でBIOSの部分となるのが上の写真で言うと緑色のLEDの左側にありますが、下の写真のROMになります。
BIOSを外すにはROM取り外し機か精密ドライバを利用してになりますが、お金の問題によりダイソーで購入の精密ドライバを利用して外すことにします。写真では、よく見ると右上と左下にくぼんでる場所があると思いますが、そこに精密ドライバを入れます。
左下と右上どちらでも良いかとは思いますが、そおっと力を入れていきある程度の所まで行くとROMが浮き上がると思います。右上、左下共に浮き上がりましたら、そのROMを外します。外すとマザボの方は下の写真の様になります。
BIOS ROMの方はと言いますと、P4C800のROMは普通の半導体のようにピンが出っ張っていてマザーボードに挿すタイプではなかったようです。
ROMを反対に寝かせると分かりやすいでしょうか? この方が取り外すときも差し込むときも安心して出来るので不幸中の幸いですね。
業者の方からROMを輸送するときは、静電気防止のためアルミホイルでくるみ、さらにエアキャップ(プチプチする奴)で保護をしてから送れと言うことなのでアルミホイルでくるんでみました。
そして、復旧する際に必要なROMのデータですが、業者の方からはFDでBIOS ROMと一緒に送付する方法とメールにてROMデータを添付する方法の2通りがあると言われました。しかし、FDで送付するとその分郵便料金がかかるため、メールの添付ファイルにて送信することにしました。ただし、メールにてROMデータを送信する場合は添付ファイルが壊れているとByte単位での保証がなくなるとので圧縮ファイルとして送信してくれとのことでした。圧縮ファイルであるならば添付ファイルが壊れていれば解凍できないので、添付ファイル破壊に気付きますしね。
そして、アルミホイルとエアキャップにくるんだBIOS ROMと返信用の封筒を中に入れ封筒の封を閉じました。作業したのが夕方だったので、郵送するのは明日になりました。
・6月7日
昨日用意した封筒を郵便局に出しにいきました。業者の送り先が東京なので明日には到着してるかと思います。
同時に、ROMに書き込んでもらうデータをメールにて送信致しました。
・6月9日
本日業者の方からBIOS ROMの書き換えに成功したとのメールが届きました。画像ファイルで書き込みデータとROM内のデータが一致していることを表してる画面キャプチャを添付してくれていたのでかなり親切ですね。
あとはBIOS ROMの到着を待つばかりです。
・6月10日
明日にでも来るのかなと思いきや、今日届きました(笑) 早っ。
代金引換郵便でしたが、その中は下の写真のようになってます。
そのROMを取りだし、マザーボードに取り付け、電源を入れてみると無事に起動画面になりました。
やっぱりBIOSが破壊されてたのね_| ̄|○
ということで、6月2日から10日まで動かなかったパソコンは無事復旧することになりました。
皆さんも変にBIOSの書き換えをすると面倒な作業をすることになるのでご注意を。
FlashRomServiceは素早い対応をしていただき、大変助かりました。そして、この時期がBIOSを復旧させる必要がある人のお役に立てれば幸いです。
WANGPAMG
わたしもヤッチマッタ!
最初パニックって、「南無〜」と思いましたが(笑)、偶然このblog拝見して、ROMが取り外せること知りました。
同じ業者さんに頼んで無事完治!!
両方にどうもアリガトー!
電車猫
ども初めまして。
私のまわりの自作仲間も結構マザボ逝かせちゃった人多かったようで、意外にBIOS飛ばしで泣いてる人多いみたいですね。
記事が参考になったようで良かったです。